2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
さあ、どんな種を植えようかな。まだ寒いからもう少し暖かくなってからと思うけれど、今年は桜が早いから、種まきも早いかもしれないな。福島にいたときは種まきウサギが山の腹にぽっかり浮かんでさあころあいだよと教えてくれたけれどな。のんびりと草木の…
今年一年の総括をする。やりたかったこと。やらねばならなかったこと。やり残して来年度につなげてゆく事。きっちりと痛い事であっても向き合いたい。 会議終了。空回りをしている感があった。その現場にいない人にいくら説明しても数字しか判断材料はない。…
学生時代に持っていたもので、職場で活用できるものと、まったくご縁がなかったのに、必要になったものとかいろいろあることに気が付いた。一般企業ではないのだけれど、それなりに地味なスーツやメーク用品が必要になり、慌てて買いに行く。ほとんど化粧す…
今年もたくさんの人を見送った。さまざまな人生がある。生きていたことを受け入れられなくて、死にたいを口癖にしていた人が、いざとなった時、どのような心境になるのか。また、生きていくことしか考えないといった人の最後がどうであったのか。死の直前の…
ハーブの専門店で種を買った。アニス、ヒソップ、ルバーブ、コリアンダーの4種類。目をつむると畑が花でいっぱいになっている風景が見える。風が吹くとあたり一面いい香りが流れる。カモミールも欲しいな。セイジも、タイムもローズマリーも植えたい。なんと…
姫と二人で今年もなんとか差し上げる分の絵付けを完了。あまりに早く取り掛かるとゆでたまごなので腐ってしまうからタイムトライアル。いろんなパターンがあって、凝った柄は最初から中身を抜いて飾ることに徹する。何となくそれは私の方向性と相容れないか…
いつもなら卵の絵付けをしているはずの日なのに、今年はなんと卵をゆでてさえいない。これは前代未聞のこと。とりあえず30個はゆでなければ。例年は50個ゆでる。絵を描いて親しくしている人たちにお配りする習わしだったから、やるべきことをやっていないよ…
今日は姫の学位授与式だった。思えば蛙ちゃんが入学して15年の月日が流れた。姉妹が同じ大学、同じ専攻というのはさして珍しくはないのだろうが、親にすれば長い長いこの年月だった。かつて姉にくっついて研究室で遊んでいた妹を知っている教授は、初めて見…
何はともあれ、記録を残す必要があってジャーナルを書いている。日々のさりげない出来事の中に後々何かが起こる前触れがあったりする。感情を切り捨てて事実だけを記録してゆくことはわたしのようなタイプには苦痛でならない。つい欄外参照の文章を書いてし…
四月からお世話になる職場に行った。オリエンテーション。いろいろ買いそろえるものがわかって、私の仕事が終わってから、待ち合わせて、四月から必要になる仕事着を買いに行った。この子が社会人になるのかと思うと胸がキュンキュン。 私が社会人になった時…
風が吹くと身が縮む。季節は春だからもうダウンはいらないと思ったのに、とんでもなかった。エレベーターでの会話も「寒いですね」「また冬の気分ですよね」と口々に言いあう。 私は頭の中で、種をまく時期やら、苗を買う事やらちらちら考えている。五年ぶり…
担当者の人事異動がでた。まだ今後の関わりのアセスメントが、きちんと出ていない状況でいきなりの担当替えで、正直今後どうなるのか私は不安でならない。人事のことは現場ではわからないお約束事があるのだとわかってはいても、仕切り直しをしなくてはなら…
今日は、太陽が出ていると、日の当たっているところは暖かいけれど、吹く風が冷たい。震えがくるくらい冷たい風が吹く。去年は咲いたと思ったら寒の戻りで、花見の場所取りが雪の舞い散る中だったり、震えあがって嵐が来て、オシマイ。とならないと良いな。…
休日に関東を旅していた大将が今夜、帰ってくる。最寄駅から夜道を歩いてくるのは大変なので最寄り駅まで迎えに行くことにした。 メールが来た。新幹線乗り越して隣の市まで行ってしまったと。折り返しに乗って、そこから在来線に乗り換えると。いやはや、終…
一気に片付けられるほどの時間も気力もないので、手の届く範囲でひとつまた一つと仕上げていく。まず姫の卒業式のスーツの裾上げをする。娘の髪をカットする。彼女は、他人に髪をさわられるのが嫌いなので、髪を切るのは私の仕事。別れて暮らすようになった…
あまり体調がよくない。ゆっくり何もしないで、ごろごろしていたい。そういう時に限ってやらなければならないことを、いろいろ思い出す。そしてやらないことを後ろめたく思う。読みたい本があるし、書かなければならない手紙がまだある。メールではなく手紙…
亡くなった人と、あの事、この事の続きを語り合ったり、結末を分かち合ったりする夢だ。今はもうすっかり心の奥深くしまい込んでいたものを夢の中で私はほどいて、心の中に広げているらしい。 まるでさっき分かれた人に「それで?」と促すように。 亡くなっ…
車で移動中に樹木に花が咲いていると、胸にきゅんと来る。街のあちこちで、春が来たよ、春だよ、とささやいているような気配。人間は日々の暮らしで見ても聞いても感じ取れないが、季節の変わり目は自然に生きる者たちには歴然とした変化なのだろう。春はつ…
時折雪がちらついたりする。例年このお彼岸のあたりには、大雪が降って交通が混乱するので、いやはやと思ってタイヤを冬タイヤから夏タイヤに替えることが出来ない。燃費が違うからできるだけ速やかにタイヤを変えたいのだけれど、そのタイミングを読んでい…
道に迷ってみる。何も考えない。周りの風景と地図の風景をどう一致させてゆくのかだけを考える。この道は初めてと思う道がだんだん少なくなってゆく。ただ何も考えないで歩いているはずなのに道に迷う、ふと現実から彷徨い出て、過去の時間に気持ちが戻って…
あれもせず、皆それぞれ言いたいことを言い、聴きたい事を聞き、自分の飲みたいものを飲み、大人の飲み会に終始した。二次会は辞退したので本番はこれからだったのかもしれないな。
懐かしい。子供たちと横一列に並んでキャラメルポップコーンとジンジャーエルを抱えて見た。いろんな不幸が重なって、切ない年明けだったけれど、だからこそ元旦に見に行った。のんきな年でありますように。気持ちが穏やかな時間が持てますようにと祈る気持…
蕁麻疹が出て、めまいがして…だけど仕事は休めない。人間相手の仕事は多少のことでは休めない。それは厳しくもあり、又ありがたくもある。お互いの約束を信じることが出来るためには、時間をかけて二人で作ってきた信頼感がある。待っていると思うと、いい加…
水族館の大水槽。二万匹のイワシの群舞をみた。これから少し水族館の写真を楽しんでもらえたらうれしいな。新しい水族館は大きくて何時間でも楽しめる。ただし入館料が高いのと椅子が少ないので足腰の弱い人には厳しい。くたびれてへたり込みたいなと思った…
左腕の内側にぷくぷくと蕁麻疹が出始めた。抗ヒスタミン剤を塗って今日はお休みすることにした。神様も許してくださると思う。こんな日はスペインのおっかさんのスープを作ろう。トマトとオリーブオイルとニンニクを入れてアツアツのトマトスープを作る。ト…
教会で四旬節中は結婚式はふつう行われないが、今回は特別の配慮があって、結婚式が行われる事になった。聖歌隊を務めるのは久しぶり。あと片づけをしてお掃除をしてお昼になった。せっかくの休日なのだから、お昼ご飯を食べたら、水族館に行こう。年間パス…
抽選だったから、当たらないかもしれないと思って期待していなかった。震災で津波がめちゃめちゃにしていった市民農園が再開した。抽選なので期待はしていなかった。あの農園の裏手に白鳥の飛来地になっている大きな沼があった。津波の後かなり日が経ってか…
何が変わったのか。何も変わらないように感じながら、ふと空虚な気持ちになります。私たちはあの日から何人の友を旅立たせたことか。ある人は過労で、ある人は自ら命を絶って。 別れを繰り返し、次はきっと自分の番だなと思いながら生きてきました。先月親し…
あの日から五年がたとうとしている。街のいたるところで、あの日のことが語られている。忘れるなんてできない。街のありとあらゆるところから湧き上がってくる思いは消しようもない。マスコミが仕掛けなくても一人一人の暮らしが変わったあの日のことは忘れ…