2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

新しく始めたこと

関わっている活動の中でお花を扱うことが多い。いつの日にかお花をきちんと基礎から学びたいと思っていた。昔、母が古流をやっていた。お寺でのお稽古に幼かった私はくっついて行って、そばで一緒に見ていた。その情景が、記憶の奥深くしまい込まれていて、…

三月末日

今年度は思いもかけないことがたくさんあった。それが良いことであったのか、悪いことであったのかは一概には言えないが、今まで抱えていた人間関係が一時にごそっと組み変わったことがあった。 震災以来子供の安全な居場所としての活動から、各自が巣立って…

契約という働き方

正規なのか非正規なのかは一緒に働いていてもわからないことが多い。思いもかけず仲の良かった事務の方にお別れを言われた。かわいらしい人で同じデザインの洋服がかぶったり、同じブランドの同じシリーズを持っていたり、何となく気持ちの似たところのある…

困ったちゃん

この頃、なかなか相手の言うことを理解できない人が増えているような気がする。どうしてこれだけわかりやすく説明しているのに、そういう聞き方をするの?そんなこと言っていないよ。と行きくれてしまう。 最初に本人が聞き取ったと思い込んだイメージを集成…

春ってつらいな

桜の便りを聞く。別れの気配を感じる。また誰かを失うのだろうな。職場で親しくかかわっていてもお互いの雇用関係については話すことはない。まして親しくても個人の生活に関しての情報は開示しない。 昨日笑いあって、今日はもうその席に姿がない。契約って…

年度末

街はまるで今日ですべてが終わってしまうかのように忙しげに走る車であふれている。どの道を通っても渋滞。何があるというのかわからないけれど、道が車であふれかえり、所々で事故を見る。すさんだ感じの街の姿にやりきれなさを感じる。 以前はこんなにもが…

この季節総会が押せ押せ

今夜はまず今年度の締めくくりの総会がある。時を改めて次年度のための総会をまた別の日にやる。メンバーが入れ替わってしまうので仕方がない。面倒くさいと言ってみても粛々とやらねばならないことをやるまで。組織の中でひき続かないこともあるのだと学ん…

あえてだまされる

見え透いた嘘をつかれる。お金をごまかされる。問い詰めていけばばれるなと思うけれど、追い詰めずわかっているけれど、あえてだまされる。そんな駆け引きの大切さをこの年になって飲み込みつつある。弱いから保険金を握りしめてパチンコに駆け込む。すって…

季節が行ったり来たり

昨日までのあの寒さはなんだったのかと思うくらい陽射しが暖かい。体がひどく疲れる。緩やかな変化だったらいいのにな。季節の変わり目は堪えるぞ。特に今年は影響が大きいと感じる。私の周りでも緊急入院する人が増えている。何か知らないが、適応能力の低…

お花を活ける

夢は心のメッセージ

心の中で静かに発酵している思いがふっと夢の形が現れる。体の調子と記憶の複合された形が蓋をしていた思考を明確化してゆく。これもまた自分自身の中にある出来事のもう一つの姿である。 夢は告げるものである。告げられることは自分自身のもう一つの思いで…

体重増加

何が起こったのかわからないけれど、いきなり体重が増加しだした。毎日朝と夜にはかっていたがここ二週間でキロ単位で増加した。下半身のむくみを感じたり、腕もむくんで時計のバンドがきついと感じた。何が起こったのだろうか。忙しくてトイレに行く回数が…

バラの無人販売店

ちょっとしゃれた小さなスタジオがある。二つのガラス張りの部屋が道路に面している。片方は貸しスペース。もう片方はレイアウトがされていて、バラの花が置いてある。無人販売のお店。勝手にバラを選び伝票に購入品目と本数を書き、合計金額を添えてボック…

今日は午後から夜まで

午前の方がまだ緊急入院からもどってこないので午前は空いている。そろそろ退院の話が出ているので来週あたりから訪問再開かもしれない。いきなり体調を崩し緊急入院を繰り返すので、担当交代できないままここ数年かかわっている。 先日被災前からかかわって…

どんなに春が来てたって

このころには必ず冬が戻って雪が降る。昨日はまさかの横殴りの吹雪だった。訪問先で「早く帰らないと帰れなくなるよ」と心配された。そろそろこの分ではタイヤを変えてもよいのではと思っていた矢先。やっぱり毎年降るものは今年も降ったね。 春のムギとバラ…

ウイスキー

普段はあまり必要ではないけれど、この頃、ひょっとウィスキーを飲みたいと思う時がある。お酒が好きというわけではないので、いったい何に対する反応なのだろうかと思う。思い出がある。 昔BABAが甲状腺癌の宣告を受けて緊急入院した時、深夜、人の気配を感…

二十年前の日記

ふと手に取ったのは二十年前の日記だった。何気なく読んであのころのことがまざまざと記憶に戻ってきて、眠れなくなった。つらい毎日だった。一文字ごとにこの言葉の裏にかけなかったことが思い出されてきて、悪戦苦闘している自分がいじらしくなった。よく…

心の優しい人に出会った

ひょんなことから、お花を教えてくださるという申し出を受けた。家元の資格をお持ちの方だが、仙台に転勤してからお教室を持てない期間が長くて、その機会がきたらと願っていたという。私は私で、月に数回ある自死遺族支援の会で毎回お花を活けなければなら…

もうすぐ聖週間

復活祭がそこまで来ている。いよいよ受難の聖週間が始まる。四旬節が始まるときは確実に冬真っ盛り。終わるときはもう春。山茶花がつぼみを膨らませている。ボケの花が咲いている。胸の奥深くで、ほんのりとうれしい気持ちが生まれ始めている。今日は聖週間…

春彼岸

今日は一日自由に使ってよい時間になった いろいろやらなければと思うこともあるけれど、とにかく休もう。穏やかな一日であればそれは神様の恵み。胸の中に浮かんでは消えてゆくもやもやがあるけれど、それはもう御手にゆだねて、今日一日をただ暖かく抱きし…

今日の仕事はやっとおしまい

長い一日だった。私たちの町に来ていたたくさんの世界の人々も去って行った。またいつもの街に戻ってゆく。何が必要なのか何が余計なものだったのか。とにかくくたびれたこの一週間の暮らしだった。春という季節はエネルギッシュな季節だけれど、その内在す…

なのに

体はドスンと重たい。食べすぎているはずもないのに、多分むくみだと思う。眠くて大変。今朝は6時半から勤務。今日は夜間のケースがあるから帰宅は21時30分頃。疲れたなあと思う。緊張しているから持っているのかもしれないな。

駆け抜けるように一年を走りつづけて

ふっと息を吐くように一休み。師匠とジョナサンのいる盛岡の麦ハウスに出かけた。久しぶりに三人でやりたいこともあるのだろうし、これからの自分の進路をゆっくり考える時間も必要なのだろう。それぞれがそれぞれの人生を生きていて、そのどこかでつまずい…

年度末

今年一年の活動を決算しなければならない時間が流れてゆく。文字に表れること、数字に表れることはささやかであっても私にとっては重たい。生きたなあと思う。何かもっと違ったことができたのかもしれなかったけれど、その都度これを選んで生きてきたのだな…

今朝は町中がすっぽりと霧の中に

この町は時々ものすごい深い霧に包まれることがある。今朝も天気予報で警告が出るくらいに深い霧に包まれた。午前中は霧が深いので気を付けてといわれて、なるほどと思った。 今日は午前のケースが入院してしまったので中止。午後からケース。夜研修担当。の…

いとおしい者たちに

失われていった命を思う。いとおしく、悲しい記憶を思い起こす。日常に埋もれてゆくことによって、あたかも立ち直ったかに見えても、心に深く刻まれた痛みは今もうずく。時には思い切って閉めた扉を開けて、じっくりと悲しみに向き合うことも必要。 いとおし…