2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今日はSVをした。

震災以来遠ざかっていたボランテイアたちがボチボチと現場に戻ってくる。それぞれの気持ちを切り替える手伝いが出来たらよいなあと思う。皆誰かを失っている。その痛みを引きずらず、且つしっかりと現実に向き合うことが求められるが、人の気持ちはそんなに…

三月の震災から

とうとう五月になって、まだまだ生活は元には戻らない。むしろ被災者間の格差が広がり、震災当時の平等間が薄れ、持てる者、持たぬ者の切ないまでの現実がある。震災を最早過去のものとして語ることのできるものと、未だ時間が止まったかのような生活をして…

自然災害

こう立て続けに、自然の前に自分たちの無力さをさらされると、もういい加減疲れました、もう結構です、と言いたくなる。 私たちは無力だとしみじみ思いつつも、だけど自分たちの生活は維持していくぞと言う強さもある。たたかれてもつぶされても、負けないし…

メール

昨日の深夜、いきなりメールの送受信が出来なくなった。何がおきたの?あれこれやってみたけれど、開くことが出来ないからもう駄目。仕事用のメールが・・・・・何もしていないのに開いたとたんアウト。こんなこともあるのだなあ・・・・

また洪水だ

降雨量仙台市で114ミリは五月一ヶ月分の雨量が一日で降ったことになると言う。あふれて当たり前だよ。周りの路面状況と車の混み具合からすでに冠水するところは冠水していると判断した。 仕事の途中で移動できないと判ったので仕事をキャンセルして戻れる…

今日の聖人はジャンヌ・ダルク

我が家にもこの聖人の名を頂く娘が二人いる。けなげにも自分の使命を胸に抱いて生きようとした姿に引かれたのか、女であることを超えてモノセクシャルで生きた姿に引かれたのか。二人の娘とも少年の雰囲気を持ったいい女に成長して欲しいと思う。ボーイッシ…

大雨

明日180ミリの雨が予想されている。今でさえ沈下した土地は浸水している。大潮とも重なる。また水の被害が起きるのだろうか。不安。この季節次々と自然災害が起きそうな気配。どこ間でも逃げ惑うばかりとなのか思う。いつも背中に次の魔物が迫ってくるよ…

被災地だから出来ること

メンタルケアを長期にわたって提供する方法を考えている。他の土地から救援に来てくださっているチームは時間の制約を受ける。この土地に生活し、共に被災した者が復興への長い年月を共に生きていくことでしかできないこともあるのではないだろうか。あの恐…

親分のカメラを買おうと思った。

今まで使っていたものを落として壊しちゃったから。カメラだけが彼の宝物だったから、気の毒。未だしばらくネットをにらんで狙った物を探しているらしい。この震災がなければ、いまさらいいじゃない若いころ散々カメラ道楽やったじゃないの、ボーナス何回つ…

エレベーター無しで

6階までひっきりなしに水を背負って階段を上り下りした結果、家族全員ひざを痛めた。今日はとうとう若い大将まで整骨に行くと言い出した。上の階の方たちがたまりかねて引越しを始めたのでたった一基しかないエレベーターは引越し荷物運びで使えないことが…

ご飯食べておしまい

結局ご飯を食べて、本屋をのぞいておしまいだった。今日は精神病院訪問して、個人訪問して、介護施設の避難所を訪問して長距離を走り回って終わった。 へとへとになったのは新任のパートナーが畑違いで仕事の内容をつかんでいないから。仕事のほかに仕事の説…

今夜は新入生歓迎会

学校でパーテイーをするという。経費節減の折、学食に食べ物を作ってもらい、大型スーパーから飲み物を宅配してもらってまかなう。貧しいなりに知恵を絞って考えた昔からの新入生歓迎会。この人たちは未成年にだけは飲ませない。アルコールは成人してから。…

パンを焼く

親分が楽しみにしているのはパン焼き。種を色々工夫しておいしいパンを焼いてくれる。もっとも焼くのは機械だから彼は粉を調合するだけなのだけれど、なかなかおいしい。電気代がかかるから、毎日焼くことが出来ない。我が家で15%の節電はなかなか難しい…

バラの花が大変

せっかく花のつぼみが今咲こうとしているときに、うどん粉病が蔓延してきた。何しろベランダごとそっくりネットに包まれているから、空気の流れが悪い。どこかの鉢が発病したらあっという間に蔓延する。仕方がないから薬を買ってきて散布している。カビを相…

担当の方が亡くなったので

いきなりお休み。今日は書類を書いて連盟に発送しなければならず,添付の顔写真を撮りに行く。久々にお化粧などしてみた。このところ皮膚が敏感になっていて気をつけても駄目なので洗いっぱなしで過ごしていた。代わり映えしないけど、気は心。訪問先の認知の…

被災者

このところ仲間たちの中で「私たちは、被災者ではないと言われている被災者だ」と言う言葉が多く出るようになった。家族が死ななかった。家も壊れたけれど何とか住むことが出来る。身体も整骨に通いながら何とか動いている。だから、この被災地で自分を被災者…

風は冷たいのに

陽射しは熱い。車の中は温室状態。外に出ると半そででは寒くて羽織る物が欲しくなる。車の中で汗だくになって、歩いて訪問先につくころにはすっかり冷えている。からだがついていかない感じだ。体調を崩す人も多くてこのところ入院が続く。このまま寝付いて…

施設→避難所→病院

ベットの上で寝ておられた。視線が合って、始めは私がわからなかったみたいだけれど、「○デス」。と言うとはっと思い出されたようでにこっと笑った。ああ・・嬉しかったよ。お子さんが複数いるのに一言も安否は尋ねられなかった。途切れてしまった糸はもう結…

ふと生垣の下を見たら

一羽のすずめが砂あびをしていた。ぽっこりとまあるくくぼみが出来ている。見慣れた風景なのに、しばらく立ち止まって眺めていた。こんななんでもない風景がたまらなくいとおしい。

苛立った空気が

疲労と共に沸いてくる。思うとおりにならない苛立ちは、より弱い人や物に向かっていく。一度傾斜を転げ始めたら、それは雪だるまのように膨らんで手に負えなくなってゆく。怒りも、不安も、不信感もみなそうやってお化けになって行く。一つ一つを切り離して…

震災から二ヵ月半近く

今まで元気だった人たちが、次々と調子を崩している。もう、あの日の記憶が遠くなって、出来事の順序が判らなくなって来た。何があったのかがもう時系列ではわからない。哀しいのか、腹立たしいのか、むなしいのか、入り混じって色合いが判らない。記憶の映…

ふんわりと

心から咲き出だすような笑顔が見たい。今日はGSの活動日。肌寒い雨の中スカウトたちが集まってくる。今日はこの夏のキャンプについて話し合った。それぞれの通っている学校が異なるので夏休みが始まる日や、土曜日が休みでない人もいる。なかなか調整が難し…

空白の大切さ

やっとの一週間のなかの一日の空白の時間。スケジュールに穴を開けておくことはとても大切。自分のために何か出来る時間は何物に変えても守る必要がある。そう思いつつ宝物のこの一日が仕事の色に染まってゆくんだなあ・・・・年間計画表を研修内容と、スカ…

あっという間に一週間

気がつくともう土曜日になっている。夕べはみんなの話を聴けてよかった。物語ではなく、心の痛みを少しでも開いて流してくれたなら、何がしかのケアになっているのだと思った。 疲労感は自分が一方的に攻撃され且つ評価されないときに何倍にも感じられる。せ…

明日

またやるべきことが見えてきた。もう少し先まで歩いていこうと思う。

震災後

今まで何とか自宅で頑張ってきた人が今回の震災で最早日常生活を1人で維持することに限界を感じて家を売って施設入所を考えるケースが目立つ。沢山の老人施設が流されて沢山人が亡くなって、なお空きがあるのは不思議な気もするが、何となく決まりそう。 震…

捨てる・・・捨てない

迷い、嘆き・・・また拾い。遅々として進まない。まったく困った物だと思いつつも、ひとつひとつの思いがあって断捨離が進まないのだな。 なくしたはずのものが見つからないかなと思ったりもする。だんだん夜も更けて来るのに進まなかったなあ・・・・

家の中

少しずつ片付けたくて、壊れた本棚の入れ替えや、新たに丈の低い棚を入れて書類の整理をしようと思っています。被災者支援の仕事が増えてきてそれに伴って書類がまた増えつつあるから。自分が増やしていると言う意識はないのだけれど、結局そういうことにな…

夕食

今日はナッツが入ったパンを手に入れたので、夕食は牛肉のローストと温野菜とナッツパンで済ます。自死遺族ケアの日に当たっていたのでかなりくたびれた。震災の影響は大きいと感じる。親分のカロリーを計算しながら育ち盛りもいてなかなか献立が難しいとこ…