2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

亡くなった子の年を数える

おろかなことの例えに言う言葉。 だけど 私は亡くなった子の年を数える。 生きていれば24歳になる わたしの息子 16歳7ヶ月で死んでしまった少年が 生きていれば 今、まさに青年期真っ只中 おろかであろうとかまわない 母は思う 今、ここにあの子がいれ…

毎日が戦場

何とか自分の時間をもてたのでPCを開いた。空白の日が続いているが、むしろあまりに沢山のことがありすぎてつぶやくことさえできなかった。場所だけは確保したので時間を見つけてたとえ一行であっても記録を残してゆきたい。 津波被災者で、介護施設と病院を…

私としては珍しく

地方選挙の行方が気になって仕方がない。このところ関わっている福祉関係の施設のあまりの悲惨さに、まともな福祉行政をしてくれそうな議員に何とか当選して欲しいと思った。何も選挙運動をするわけではないけれど、ともかく我が家の有権者には、棄権だけは…

いつの間にか

蝉に代わって、秋の虫が鳴き始めている。しみじみと空を見ればすでに秋の雲だ。透き通ってまるで刷毛ではいたように細やかな表情を見せている。焼け付くような日々が過ぎてゆく。 あの春の日からすでに半年近く経とうとしている。未だ家族の許に帰ることので…

保証人がないから

アパートが損壊で大家が取り壊しを考えているけれど、保証人がいないから他のアパートの契約をすることが出来ない。有料で委託保証人と契約するのも危険が伴うし、経済的にも無理がある。いよいよ追い立てられて周りが何とか窮余の策を立てなければこの人は…

仕事中に揺れても

感覚的に無視してしまうようで、気にならない。身体が反応しているのに、まったく心が閉ざされてしまっている。疲労感が蓄積している。これって皆こうなんだろうなと思う。眠りが浅い。食欲がない。味覚が鈍る。身体のどこかがいつも痛んでいる。そんなスト…

工事が延々と続くと思った

どうやら全壊だったらしい。はああ・・・・ このままここに住んでいてよいのだろうかね。もうこの街には空いているマンションも、中古住宅もないし・・・・・この工事の音に耐えられるならここまで我慢してきたのだから、何とかして住み続けようかなと思った…

今日は聖母が天に帰られた日

私は18歳でこのお祝い日に洗礼を受けた。その時ひとつの決心をした。自分の命を人の為に燃やす生き方をしたい。あれから長い年月が過ぎて、今その道を歩いてきたことをしみじみと思う。私の力ではない。其の願いを受け止めてその道へと導いてくださった方…

仕事が終わったら

自分のための時間を楽しもうと思った。一時間でもいいから。ホッとする時間を作りたいと思う。今日の写真はキャンプ場でのカラスアゲハ.BABAがなくなったとき私の宿舎の周りを大きなカラスアゲハが舞い、高速にのってもずっと行く先々にカラスアゲハがいた。…

このところ

また中程度の揺れが続いていた。震度3〜4〜5まで。5ヶ月目に近づくと無意識のうちにも不安が高まっていく。8日あたりからよく揺れるなと思う地震が繰り返し起こっている。また来るのかな。あの日のような地震が来るかなと思う。ここしばらくは年単位で…

何事もなかったかのように

日常が始まる。キャンプでばてた分は自力で回復せねば。スナフキンの嫁さんパンダ姐さんの母様が心筋梗塞で緊急入院したと知る。ICUに入っているとか。先日電話でお元気な声を聞いたばかりだったのでショックは大きい。スナフキン夫妻が実家に駆けつけ何とか…

野外で過ごすにはあまりに暑いので

緊急避難として、午前中にテントをたたんで撤収する。あわただしかったけれど、後片付けをしながら撤収する。淡々と作業は進み9時には終了する。時間のゆとりがある分体力を温存できた。それにしてもこの異様な気温はなんだろうか。真夏のキャンプは無謀な…

熱いくらいに暑い

無事に二日目に突入。今日は豪雨警報が出ていて夕方から集中豪雨が来るという予報。お昼まで出打ち切って撤収するか、それともこの雨の体験を生かすか。テントの後始末を考えると風を読みながら徹営の判断をしなければならない。お昼過ぎ、雷が鳴り出し雲が…

一日目

雨が降った。雨風の中でテントを4張りする。グラウンドテントがびしょぬれになったので一旦はずして内側に乾いたグラウンドシートを入れる。何しろ私はぎっくり腰をだましだましなので思うように動けない。動けないけれど動かないわけには行かない。キッチ…

宿泊キャンプは一年ぶり

メンテナンスが気になる。特に灯りとストーブ。ランタンは使えなければ致命的。ストーブは竈を使えるのだからかまわない。いざとなれば何とでもなる。灯りだけは怖い。そう思ってチェックする。私の気に入っているランタンにプリムスのランタンがある。小さ…

生きる力キャンプ

ガールスカウトでは被災地の子供たちを招いて花山でキャンプをする。それと前後してそれぞれの団でも自分たちのスカウトの為にキャンプをする。この夏は連日のキャンプで金・土・日はみな潰れてしまった。身体がついていくか不安もある。ウィークデイは仕事…

空白の日記が続いた

何時か必ずこの日々を埋めようと思っている。あの日から一日も人と関わらない日はなかった。昨日は被災者と関わることの多い人たちに、心に寄り添う為に何が必要で何が必要ではないのかの研修をした。 びっしりと7時間。私はマイクを使わないから、今日は声…