熱いくらいに暑い

竈で重ね煮を造る

 無事に二日目に突入。今日は豪雨警報が出ていて夕方から集中豪雨が来るという予報。お昼まで出打ち切って撤収するか、それともこの雨の体験を生かすか。テントの後始末を考えると風を読みながら徹営の判断をしなければならない。お昼過ぎ、雷が鳴り出し雲が激しく立つ。入道雲。天上でちょうどテントの真上がくもの境目になっている。とりあえず防水スプレイを買ってきて対処はするが・・・ラジオは警報を鳴らし続けている。いよいよ撤収を決めようとしたとき親分が「風が変わった」と言い出した。確かに方向が異なってきた。雲の流れが変わった。このままキャンプは続行しようと決める。

 夜はキャンプファイヤーのサイトが取れなかったので、キャンドルを使ってカウンシル・ファイヤーにする。このために我が家で二日かけて16個の焼きプリンを食べた。そのケースにテイキャンドルを入れるとやけどの心配もなく持ち運びが出来るし、置いても、周りに燃え移らない。草の中にフェアリーサークルを作る。美しかった。本当はオレンジをくりぬいてキャンドルカップを作りたかったのだけれど、手間がすごくて皮を破らずに身をくりぬくのは大変だった。何時か時間をかけて作ろうかと思う。キャンドルの熱でオレンジの香りがしてとても美しいキャンドルサービスが出来る。

 写真は重ね煮。お鍋に丁寧にクレンザーを塗る。こうすればお鍋のすすが落ちやすい。かまどの火炊きは姫が上手。一発で火をつける。いつの間にか彼女も一人前のヤングリーダーに成長していたなって胸が熱くなった。彼女の動きがすごくいい。娘に助けられると言うか、いいリーダーに支えられていると感じた。引率の訓練をすれば、ヤングリーダーとしてどこの行事にでも出せるなと思う。