2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

古い友人が死んだ

哀切長い時間を生きてきた お互いの心の中に刻んできた言葉がある 遠い記憶の中で ある時間を 身体を重ねることを 互いにあえて求めず ただ深く心を重ねて生きていた それはむしろ無限の一体感だった 始まりもなく終わりもない輪のように 始まりも終わりもな…

もうすぐ雪が降る

タイヤをすでに替えているので何が来ようと怖くはない。そう思ってもやはり雪道は嫌だ。またドキドキハラハラの毎日が始まる。私たちでさえこんなに寒いのだ。仮設の人々はさぞや辛いだろうな。 わが身を甘やかす気持ちはないが、こんなにも季節の変化が厳し…

倉庫に預けていた本

とりあえず大型の本棚を3本買って、ダンボール70箱の本をヴァナゴンに積み込んで盛岡の麦ハウスにもってゆくことにした。倉庫も工事が入るので荷物を引き上げなければならない。今回がまず第1回の運び込み。そのうちといっていたらすぐ引越しの日が来て…

ぐっすり寝ていたら

グラグラときた。飛び起きた。この頃叉頻繁にゆれが来る。崩れるほどのゆれではなかったし津波の心配もなかったので叉寝た。夕方北海道の浦河が震度5強だった。この国はどうなっちゃっているのだろうか。雪が降っている。この寒さに天災はキツイ。あの日を…

和解するということ

このところずっとこの言葉を考え続けている。関わっていた方が亡くなったこともひとつ大きな要因になっている。その人は最後まで自分の人生を受け入れがたく感じていた。「悔しいねえ」と繰り返し言っていた。この病気が治ったら、あれもしたいこれもしたい。…

感じ取る力をいかにして育てるのか

感じ取る力を育てることが可能なのだろうかとふと考えてしまう。それを教育だけで知識として与えることの生み出す弊害を目の当たりに見てしまったから。知識で頭が一杯になってしまった人がとうとうとあの理論この理論を並べたてて事象の分析をしているのを…

テレビの番組で

石巻出身のアナウンサーが「まだそんなことを言っているのかといわれますが、被災地は未だ何も終わってはいないのです。だから報道し続けます」と淡々と語った。きっとこの人にも「未だ」「もう八ヶ月も経っているのに」「あきた」と言う声が届いているのだと思…

段差を踏み越えられず

ひざから落ちてしまった。右足首をひねり、左ひざを突いてGパンが破けた。ひざは物理的に穴が開いてひざに傷が出来て血が出るくらいで済んだが問題は右足首。戻ってすぐロキソニンテープを張って包帯で固定したが、かなりずきずきと痛む。明日からの仕事で何…

あんまり放置していて

何事かあったのでしょうか?とお尋ねをいただいてしまった。異常事態が起きたわけではないのだけれどPCを開く気力さえなかったのは事実。今日はこれから女子パウロ会(修道院)で月一度の祈りの集いがる。11月はカトリックでは死者のための月なので今回の…

午前は会議

そろそろ年末気分。欠席が目立つ。今年は正月はしないと言う人であっても、年末の始末はしないわけにはいかないのだろう。やっと家の修理が始まったと言う人もいる。未だブルーシートのままと言う人もいる。それを思うと自分の家がすこしづつ外観が整ってい…

何を決めたかったのかな

夜は仙台地区の会議があった。お正月の昔遊びに変わる郷土料理に何を入れるかの詳しい打ち合わせをする。そこで仙台雑煮の話から各自の郷土の雑煮になってしまい、言葉が踊り始めた。お餅は丸いか四角いか。生餅で入れるのか焼くのか。出汁は何でとるのか。…

寒い

風が吹く。 風は心の曇りを晴らしてくれる。 寒い。 この寒さが気持ちを引き締めてくれる。 秋が寒さをつれてくる。 この身の引きしまる一瞬の風をそこだけを切り取って感じてみる。 風を前から受けるか 背に受けるのか。 おろかでもいい せめて顔を上げて前…

訪問先に

駐車場がないことがほとんど。駐車禁止解除が取れればいいが取れないことがほとんど。そうなるとこの車の所属と業務中であることを公示したカードをフロントにおいて大急ぎで仕事をする。時間に追いかけられるように感じながら、仕事が終わって車に駐車違反…

困ったことがある

今まで汲汲として日々の暮らしに大変な思いをしていた人が、いきなりまとまったお金を手にした。災害義援金や生活支援金で1人暮らしでも150万くらい入ってくる。すっかり金銭感覚が狂ってしまっていきなり誰かれなく大判振る舞いをしてみたり、タクシー…

久しぶりの活動日

このところ日曜日に身体が空かなくて活動に参加できなかった。久しぶりに参加してちょっと嬉しかった。もう少し時間にゆとりが欲しいな私も。戻ってくる途中改革派の教会でバザーをやっていた。知り合いの牧師さんなので表敬訪問。教派によって雰囲気が違う…

役員会

来年の方向を考える。行事計画を立てながらこれでは来年度私はほかの事が何もできないではないかと思う。NPOも来年は30周年記念が行われる。行事、行事・・・形が優先して中身が失われるようなことにだけはなりたくない。中身ではなく目に見えることを優先…

あめ雨

この雨が雪に変わらぬかとひやひやする。 もう北の地方では雪に変わっている。 それなのに心がついてゆかない。 何を恐れているのか。 今日で八ヶ月。 あの日に近づいてゆくことが恐ろしいのかもしれない。 これは自然な心の動き。 誰もが忘れたような顔をし…

お誘いを受けた

牛タンを頂きながら今年の振り返りと残りの行事を如何に計画し形にしてゆくのかを話し合う。決まったことは新年初の行事をみやぎの郷土色の「仙台雑煮」「おくずかけ」の二種類。100人程度の参加を見込んでいる。転勤者がこういった郷土色をきちんと学ぶ機…

今日は立て続けの訪問日

一ケースでも時間超過したら次の計画が狂ってしまうから、時計を見ながら微調整をしつつ何とか訪問予定時間をゆとりを持ってクリヤーできた。この頃時間調整をしながら計画通りに業務をこなすことが出来るようになったのはありがたい。自分だけで調整するこ…

自分の生活さえままならないのに

どうやって老いの面倒を見ろと言うのか。涙ながらにぶつけられたその一言が身にしみて痛い。私だって同じ思いを抱えている。遠く離れて暮らす母を引き取って一緒に暮らせたらと思う。最後の日々を看取ってあげたいと思う。だけど今私にはその力がない。会い…

何事もなかったかのように

一週間が始まる。今日は夕方カウンセリングの担当に入る。震災前の相談と震災後の相談はやはり微妙に空気が異なっていると感じる。見てしまった人たちと、見なかった地域の人たちの心模様は変わってきていると思う。開く窓が違うのだ。 震災遺族になった方た…

盛岡二日目

結局昨夜は徹夜だった。発表の内容をまとめる。トレイナー研修も成人研修と抱き合わせで宮城が来年担当することになりそう。一旦支部に持ち帰るけれど引き受けざるを得ないだろうと思う。トレイナー研修は震災がなければ今年担当県に当たっていたから、同時…

東北北海道地区成人研修会

今年は当番が盛岡。久しぶりに高速バスで行く。宮城からは七名の参加。皆それぞれの事情を抱えながら年1回の研修会にやる気満々。私と姫は疲れがたまってきて体が重い。姫は若いリーダーたちのグループに入って私とは別行動。19歳は子供でもなく大人でも…