2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
野菜を買いに行く。多賀城にあるので近隣の人はほとんどが被災者。津波の怖さを体験した人たち。野菜を主材料にしたショートケーキのお店に並んでいたら、見ず知らずの人に話しかけられた。津波の話だった。こんな日が来るなんてあの時は思っても見なかった…
青葉区民祭りにガールスカウトとしてブースを出すので役員として参加する。勾当台公園。姫と一緒に活動するのは楽しい。いちいち指示待ちをしなくても自分の範囲できちんと仕事が出来るようになってきているのがこんな形で周りにも受け入れられながら彼女自…
電話で姫に夕食は何がいいかと尋ねたら「きりたんぽ」という。久しぶりなので食べてみたくなって買いに行った。真空パックのタンポが手に入ったので夕食はキリタンポにした。 鍋は暖かな優しい気持ちを思い出させてくれる。明日は区民祭り。一日外。フェルメ…
あまりに重たくて・・・・ふと歌を歌いたくなった。死んでいった人たち、もうすぐ死ぬであろう人たち。其の日々の営みを支えて同行者として関わっていても、何と思うことの何十分の一しか私は出来ない。時々其の思いを外にだしていかなければ心がパンクして…
繰り返し調子のよい人悪い日を生きているこの人に安心して過ごす時間はあまりない。いつも周りからいじめられそうだと言いつつも周りに対して冷たい敵意を持っている。相手にしてみればいつも低くうなって歯をむいている子犬は蹴飛ばしたくなるのだろう。本…
一ヵ月半経って叉いきなり退院してきた○さん。精神科にはよくあることだけれど病院に逃げ込み其処でいったん落ち着いても叉人間関係でトラブルが起きて退院するしかなくなる。其の繰り返しなのにのどもとを過ぎれば叉すぐ同じことを繰り返す。記憶に留まらな…
発作のようにカレーが食べたくなって、カレーを作ってもらった。おいしかった。時々無性に食べたくなる。この懐かしさはなんだろうか。切なくて、何かを思い出させそうなのに思い出せない。車で仕事のための移動の間ずっと中島みゆきの「掌」をエンドレスで聞…
ひょいとあの日の記録を開いてしまった。どす黒い波がすべてを飲み込んでゆく姿を叉見てしまった。 あの日の現実が叉よみがえってくる。怖い・・・・あれからもうすぐ8ヶ月になる。記憶の中に閉じ込められて決してなくなりはしないのに、私たちは叉何もなか…