2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は穏やかに

ふと心が柔らかくなるのを感じ取る。それは何があったからという具体的な因果関係ではなく風が吹きぬけるように、木漏れ日がこぼれるように心の中に一瞬の変化をもたらす。もし許されるならば、大好きなノートと書きやすいペンをもって樹木のあふれる空間に…

報告書を書く

最後の仕事。昨年度の報告書を送信する。今私にできることはこれでおしまいだと思う。溜まりに溜まった連盟からの文書をすべて整理する。ダンボールでいくつになるのだろうか。捨てられないままに抱えてきた形にならない責任と気持ちの張りつめた重さを整理…

友達はいいものだ

いくつになっても古い友人は良いものだ。何の説明もなくそれでも今この人がどんな気持ちで何を感じているのかが手に取るようにわかる。説明のいらない会話を大切に思う。そして話したことの結果を求めることもしなくていい。何も求められずに今ここを共有で…

夢を語る

夢といっても夜見る夢のこと。自分の潜在意識の中の出来事を言葉にして、他者とともに再体験してゆく。その中で心と体の変化を自覚しつつまたその中で新たに受け止めてゆくものがある。いわゆる夢分析ではなく、一つの体験といったほうがよい。そのことが私…

生活費が足りなくたって

自分で収入を増やす手立てを持たない生活弱者はこの物価高騰の中をどうやって暮らしていったらよいのだろうか。食費を削って、欲しいものを我慢して、それでも生きてゆくだけで精一杯。蓄えはできない。そんな人にタバコを止めましょう。と言ってみてもすで…

小さな絵を描く

水彩でしっかりと見て描く。 小石だったり、木の葉だったり、果物だったり。 およそ人が見向きもしないほどの小さなものが好きだ。 いつかそのような物ばかりを描いて並べてたら楽しいだろうなと思った。 一めぐりしたら心がほっこりするような小さな暖かさ…

言葉を紡ぐ

絹糸を染めてゆくように 言葉を見つけ出し 選んだ言葉を気持にまとわせてゆく 言葉は気持ちの中にしみこみ 色合いを変えてゆく 気持ちは言葉の中に命を見つけ 思いもかけない変わりようを見せる 言葉を紡ぎ人でありたい 気持ちを手探りで触れて、 守り、包み…

子供のころから手紙を書くのが好きだった

今書かねばならないのに書けない手紙が何通かある。一つは遠く異国で死んでしまった妹の家族への手紙。一つはもう自分の家に戻ることのできなくなった双葉町の友への手紙 穏やかな気持ちにならなければ、死を悼む手紙は書けそうもない。

今日は日曜日だけれど

姫の課題の準備に付き合って、図書館のはしごをした。まず大学の図書館に行って、次は隣の区に行って県立図書館に行き、また区をまたいでメディアテイクに行った。そこでもういい加減くたびれてしまったよ。それであっても図書館はうれしい。気持ちが鎮まる…

何が起きても大丈夫という気分

500mlのステンレスボトルのノンカフェインのティバッグを一個入れて氷をがっつり入れて持っているだけで、安心する。重さがあるけれどバックの中にこれがあるとたとえば出先で何かがあっても、まず一口飲んで落ち着こうと思う。このところ天候が目まぐるしく…

さあ午後2ケース

街が遠くかすんで

ぼんやりと靄の中に眠っているようだ。午前中の仕事が終わってお昼を食べに戻るとき、あちこちで事故処理車が作業しているのを見た。こんなに回りがぼんやりととろけていると自分の気持ちまでもんよりする。もうこれはいかんと寝転がって仮眠をとった。わず…

ペンテコステ

聖霊降臨祭。復活祭後の大きな教会のお祭り日。この日ちりぢりになった弟子たちの上に聖霊が炎のような形でそそがれて、彼らは勇気と確信を得て宣教に出かける。そして華々しく殉教して死んでゆく。