小さな絵を描く

木葉影とビル窓の照り返し

水彩でしっかりと見て描く。
小石だったり、木の葉だったり、果物だったり。
およそ人が見向きもしないほどの小さなものが好きだ。
いつかそのような物ばかりを描いて並べてたら楽しいだろうなと思った。
一めぐりしたら心がほっこりするような小さな暖かさを満たす絵をかきたい。
その時間が私に残されているだろうか。
もう始めなければ。
命があと十年あったならと思った。