2011-01-01から1年間の記事一覧

間に合えば嬉しい

姫の成人式のお支度をしていない。身につけるものは新しいものを買ってこなければならない。長襦袢から上は白玉姉さんのお下がりを有り難く使わせて頂くことに。何と帯、帯揚げ、ぞうりまでセットで。肌着その他を駆け込みで買いに行く。半襟が白だけではな…

Sr清水亡くなる

聖ウルスラ修道会日本管区の邦人修道女第一期生だった方。社会福祉と教育を柱とする修道女会で、世界初の女子教育を始めたことで有名な会です。そこでシスターは音楽教育を専門になさっていて三月の大震災まで音楽研究室の名誉室長をしておられた。93歳で…

今、ここにいてできること

生きているものにしか出来ないこと。優しさを分かち合うこと。暖かさを、手のぬくもりを伝えること。老いて、すべてを失って、孤独で死ぬことも出来ないと嘆く人の手を両の手で包んだ。 あんたは心も温かいが、手も暖かいね 何とかたじけなく優しい言葉だろ…

三月から

休みなく走り続けてきて、ここに来て起きることが出来なくなりました。23日にユニセフの街頭募金をした後身体に力が入らないと感じました。のどが痛くて風邪を引いたと思いました。スナフキン宅で24日毎年クリスマスファミリーパーティをしている、その…

カツ

お昼ごはんをお肉屋さんがやっている食事処で頂く。山のようにキャベツを盛り上げて大きなカツがドカンとのっかてくる。見たとたんご馳走様といいたくなるがこれが柔らかくてとてもおいしい。何とかぺろりと食べてしまう。家で揚げ物をすることがなくなった…

黙想会

ミサの後待降節のための黙想会があった。司教団の「日本から原子力発電撤廃」のメッセージを司祭が取り上げた。私たちは清貧を生きることで原発による電力に頼らないで生きる方法があるのではないだろうか。彼はカナダ人。この国に来てすでに母国ですごした時…

手首が痛いなあと思ったら

手首の関節から腕に向けてバンと浮腫んで激しく痛んで動かすことが出来なくなった。使いすぎたな。整骨で揉み解してもらうが、腕と言うより何かがんがんに膨らんだハムか、肉の棒か、何かみたい。中で紐のようになった硬い物がコリコリ言っている。この紐は…

子供たちを見ていると

無条件に可愛いと思う。いとおしいと思う。かつて自分も誰かにそう思って見守られていた時期があったのだ。いつも小憎らしい子供であったはずはない。今自分を振り返ってみて、あまり子供として扱われた記憶がない。チイサナオトナであった自分の姿が強烈に…

盛岡シャルトル聖パウロ修道院

ご存知白百合学園を運営している修道会。美しい林を持っている。もう外の空気は冬のりんと張り詰めた厳しさを持っている。待降節に入って、教会は新しい典礼に入った。典礼暦は王たるキリストの主日で一年が終了し、新しい待降節に入る。クリスマスが来るの…

古い友人が死んだ

哀切長い時間を生きてきた お互いの心の中に刻んできた言葉がある 遠い記憶の中で ある時間を 身体を重ねることを 互いにあえて求めず ただ深く心を重ねて生きていた それはむしろ無限の一体感だった 始まりもなく終わりもない輪のように 始まりも終わりもな…

もうすぐ雪が降る

タイヤをすでに替えているので何が来ようと怖くはない。そう思ってもやはり雪道は嫌だ。またドキドキハラハラの毎日が始まる。私たちでさえこんなに寒いのだ。仮設の人々はさぞや辛いだろうな。 わが身を甘やかす気持ちはないが、こんなにも季節の変化が厳し…

倉庫に預けていた本

とりあえず大型の本棚を3本買って、ダンボール70箱の本をヴァナゴンに積み込んで盛岡の麦ハウスにもってゆくことにした。倉庫も工事が入るので荷物を引き上げなければならない。今回がまず第1回の運び込み。そのうちといっていたらすぐ引越しの日が来て…

ぐっすり寝ていたら

グラグラときた。飛び起きた。この頃叉頻繁にゆれが来る。崩れるほどのゆれではなかったし津波の心配もなかったので叉寝た。夕方北海道の浦河が震度5強だった。この国はどうなっちゃっているのだろうか。雪が降っている。この寒さに天災はキツイ。あの日を…

和解するということ

このところずっとこの言葉を考え続けている。関わっていた方が亡くなったこともひとつ大きな要因になっている。その人は最後まで自分の人生を受け入れがたく感じていた。「悔しいねえ」と繰り返し言っていた。この病気が治ったら、あれもしたいこれもしたい。…

感じ取る力をいかにして育てるのか

感じ取る力を育てることが可能なのだろうかとふと考えてしまう。それを教育だけで知識として与えることの生み出す弊害を目の当たりに見てしまったから。知識で頭が一杯になってしまった人がとうとうとあの理論この理論を並べたてて事象の分析をしているのを…

テレビの番組で

石巻出身のアナウンサーが「まだそんなことを言っているのかといわれますが、被災地は未だ何も終わってはいないのです。だから報道し続けます」と淡々と語った。きっとこの人にも「未だ」「もう八ヶ月も経っているのに」「あきた」と言う声が届いているのだと思…

段差を踏み越えられず

ひざから落ちてしまった。右足首をひねり、左ひざを突いてGパンが破けた。ひざは物理的に穴が開いてひざに傷が出来て血が出るくらいで済んだが問題は右足首。戻ってすぐロキソニンテープを張って包帯で固定したが、かなりずきずきと痛む。明日からの仕事で何…

あんまり放置していて

何事かあったのでしょうか?とお尋ねをいただいてしまった。異常事態が起きたわけではないのだけれどPCを開く気力さえなかったのは事実。今日はこれから女子パウロ会(修道院)で月一度の祈りの集いがる。11月はカトリックでは死者のための月なので今回の…

午前は会議

そろそろ年末気分。欠席が目立つ。今年は正月はしないと言う人であっても、年末の始末はしないわけにはいかないのだろう。やっと家の修理が始まったと言う人もいる。未だブルーシートのままと言う人もいる。それを思うと自分の家がすこしづつ外観が整ってい…

何を決めたかったのかな

夜は仙台地区の会議があった。お正月の昔遊びに変わる郷土料理に何を入れるかの詳しい打ち合わせをする。そこで仙台雑煮の話から各自の郷土の雑煮になってしまい、言葉が踊り始めた。お餅は丸いか四角いか。生餅で入れるのか焼くのか。出汁は何でとるのか。…

寒い

風が吹く。 風は心の曇りを晴らしてくれる。 寒い。 この寒さが気持ちを引き締めてくれる。 秋が寒さをつれてくる。 この身の引きしまる一瞬の風をそこだけを切り取って感じてみる。 風を前から受けるか 背に受けるのか。 おろかでもいい せめて顔を上げて前…