夢を語る

夕立が降り注いだ

 夢といっても夜見る夢のこと。自分の潜在意識の中の出来事を言葉にして、他者とともに再体験してゆく。その中で心と体の変化を自覚しつつまたその中で新たに受け止めてゆくものがある。いわゆる夢分析ではなく、一つの体験といったほうがよい。そのことが私に語るものをじっくりと時間をかけて体感してゆくワークは、改めて自分と出会うようで面白い。
 一緒にワークをした古い友人と帰りにサブウェイでサンドイッチを食べながら積もる話をした。まあおいしかったけれどこれ以上食べにくいサンドイッチってないよなと思う。食べながら話すことはできないし、こぼさないで食べきってから、やれやれと話す。外は土砂降りの雨。傘をさすことさえ無駄。驚いたことに一区画行くともう道路はぬれてもいない。部分的豪雨だったらしい。あっけにとられてしまった。