あめ雨

青葉区民祭のすずめ踊り連

この雨が雪に変わらぬかとひやひやする。
もう北の地方では雪に変わっている。
それなのに心がついてゆかない。
何を恐れているのか。
今日で八ヶ月。
あの日に近づいてゆくことが恐ろしいのかもしれない。
これは自然な心の動き。
誰もが忘れたような顔をして日々の暮らしを行ってはいても、
心の時計はあの日で止まったまま。
身体の外と内側と別の時刻を刻んでいく。
忘れてはいけないと思っている。
自分を見失わないように。
心を黙らせないように。