新しく始めたこと

 関わっている活動の中でお花を扱うことが多い。いつの日にかお花をきちんと基礎から学びたいと思っていた。昔、母が古流をやっていた。お寺でのお稽古に幼かった私はくっついて行って、そばで一緒に見ていた。その情景が、記憶の奥深くしまい込まれていて、手がお花に触れているうちに浮かび上がってきた。
 古流はなかなか巡り合えなくて、身近に小原流の人が何人かいて、そのうちの一人の方が教えてくださることになった。飾るための花というよりも、悼む心に寄り添う花をいたわる花、寄り添う花が必要なので、その趣旨をきちんと説明して、教えていただくことになった。先日書いたバラ専門店に行ってバラを買ってきた。