運営会議

地下鉄が広瀬川を渡る

 今年一年の総括をする。やりたかったこと。やらねばならなかったこと。やり残して来年度につなげてゆく事。きっちりと痛い事であっても向き合いたい。

 会議終了。空回りをしている感があった。その現場にいない人にいくら説明しても数字しか判断材料はない。数値化できないものを説明して説得することはとても難しい。相手の想像力にゆだねるしかないのかもしれないな。それぞれの思いを受けながら、言葉にならない思いがまたふたをされて閉ざされていく。

 行政の委託事業を引き受ければ、かなりの金額が給与として入ってくる。内容を吟味して自分の力量をしっかりと把握すれば引き受けられるかどうかの判断はつくのかもしれないが、あやふやな話でそこの適応能力はとても推し量れない。いざとなって走り始めたときに、進退窮まってしまったらどうするのだろうか。不安と、疑問だけがぐるぐる回ってゆくのを感じた。仲間の一人が「お金の力ってすごい」これってもし無給なら、人は集まらないだろうということなのだろうね。私はこれ以上自分を追い込みたくなかったので引き受けないことにした。