2012-01-01から1年間の記事一覧

今日は

ケース2件。夜は友人が「きりたんぽパーテイ」を開いてくれるので出かけてゆく。ふるさとの友人が材料を送ってくれたものをこちらでまた別の友人が料理してくれる。なんとありがたいことだろうか。いたわられていると思う。感謝。

それでもまた

私はここにささやかな場所を作っていこうと思った。最初にこの場所を作ろうと思ったのは、子供を失った母親たちが、もう一度自分の人生を生きるためにどんな道を旅していくのか、女が自分を見つめながら男によりかからないでどうやってたびをしてゆくのかを…

一ヶ月間ブログを書けない事態

もうこれ以上頑張れないと思うくらいくたびれた。GSの東北北海道の成人研修の当番県だった。ねんりんピックも当番県だった。連日対応に追われた。そして電話相談員の養成講座が始まり、要請担当者になっている。更にエンカウンターがあった。 通常業務をこな…

絵の素材さがし

ふと、せっかくの何も予定のない一日、今月たった一回の休みをいかに過ごすのかを考えた時、この前から煉瓦の壁に気持ちが惹かれていることを思い出し、ニッカ工場に行ってみようかと思った。あそこのレンガの色がすきなので。今日は大将と親分しかいないか…

朝寒いと感じた

こんなにもきっぱりと秋が来ると、自分が未練がましく季節の移ろいにしがみついているのを感じる。気持ちを切り替えなさい。と季節にセを押されているようだ。カラカラに乾いていてなんとも耐え難かった夏が「とっくに虫たちが夏ではないことを教えてくれて…

県の芸術祭に

出品するはめになってしまった姫はとうとう今夜は学校に泊まりこむことになって戻らない。開け放った窓から遠く夜汽車の音が聞こえる。こうやっていつの間にか静かに子供たちは家庭から自分の世界に巣立ってゆくのだな。本人もそれと気が付かぬ間に。親だけ…

それでも

私には話せることがあるはずだ。生きていることを喜び、感謝し、にも関わらず生きることは苦しく痛むことも多いと嘆き、老いてゆくこの時間の旅を愛おしい気持ちで歩むことを、あとからくる若い人達に伝えることはできる。誰も自分の年齢から逃れることはで…

いろんなことが過ぎていく

あまりにもいろんなことが身の回りに起きて、そして静かに過ぎてゆく。時間を作ってまた日記が書き込めたら良いなと思う。今3つの組織に関わっていてそれぞれただのボランテイアでは済まない場所に立たざるを得なくなってしまった。その結果自分個人の時間…

また少しづつ

何とか生き延びてきたと思うから、また日々のよしなしごとを書こうかと思う。せめて一日の終わりに何かつぶやく時間があってもいいではないか。このところ自分の気持をひっそりとノートに書くだけで精一杯だったから、PCを開くことさえなかった。またゆっく…

幾度かのフランクル

心のなかに穴が空きそうになると、繰り返しフランクルを読む。この悲しみにも物語があり、この悲しみゆえの意味があるのだと響いてくる。慰められるとか癒されるとかということとは全く違う。もっと激しく持っつ深くそれは私の心の底から突き上げてくる。生…

今日は誕生日

今日はなくなった子の記念日だった。あの子が亡くなったことは兄弟の誰もが受け入れがたく、たとえ肉体は触れ合うことができなくても、兄弟は兄弟だとの思いが強く、それぞれの思いで誕生祝いをしている。携帯電話で各地を結んで一緒に声をあわせ「ハッピバ…

8月夏真っ盛り

*気がつけば この夏も爆走してきた。キャンプを2つ、研修会を2つ。引率して助言者をやって気がつけばもう虫の音が聞こえる。ここで一旦クールダウンして心を鎮めよう。 本をたくさん買った。絵本も買った。心が騒ぐ時はじっとうずくまって紙に向かって文…

信じられないけれど

ふと気がついたら七月だった。今まで手帳を見ながら複数の仕事をこなしていて何の違和感もなかったけれど、いきなりただの数字が日付となって意識に上ってきた。

親分体調崩す

昨日今日と午後になると身体が苦しくて食事を取れない。十二指腸潰瘍をやったときとよく似ている。不安。

ハマーショルド

どうしても「道しるべ」が叉読みたくてアマゾンで購入。これで何冊目なのだろうか。最後に購入したのは福島だった。18年前か。無性に読みたくなる本だ。今この時代に彼のような感性が本当は必要なのだと思う。透徹した知性。

蛙ちゃんの猫が旅立った

手のとどかない所に行ってしまった。あまりに遠くてもはや気配しかわからない。体調を崩して獣医さんにも原因がわからなくて盛岡の岩手大学獣医学科にしか猫が脳検査してもらえるMRIがないそうな。あれよあれよと言う間に別れのときが来てしまった。命が旅立…

押し流されたくはない

自分の意思でこの舟をこいでゆきたい。時のままに気まぐれに流されてされていくのは嫌だ。震災からどんどん自分の思う方向から、ずれてはいないにしろ自分を超えて仕事がのしかかってくる。 後ほど

後ほど

もうすぐ梅雨の季節

今日は晴れているから、仕事の合間に戻って洗濯機を回す。乾燥機を処分してしまったからお日様が頼り。洗いあがった洗濯物がずらりと並ぶ様は幸せと思う瞬間。からりと乾いた洗濯物をたたむのは好き。 オンナがタフなのはこんなささやかな喜びを日常生活の中…

さあ明日から

被災地の幼稚園に頼まれた講演の準備にかかる。あの悲惨な被災地に踏みとどまって子育てをしている若いお母さんお父さんたちに、大地に踏みしめる足の力になりたい。同じ被災者として、同じ親として私は何を語れるのだろうか。言葉はあるのだろうか。 心の底…

丸一日

ただ無心に伝えるべきものを伝え、手渡す。養成講座を受け持つとき先人が伝えたいと願った物を損なうことなく、且つ現在私たちの生きている世界のニーズに応えていけるものを足しもせず引きもせずに手渡すことを願う。正確な知識を伝えることは不可能ではな…

養成講座

明日はガールスカウトのリーダー養成講座がある。一歩踏み込む人の為にこの講座がある。心を込めて準備する

アンドリュー・ワイエスのオルソンハウス

が始まっている。観にいきたいなあと思いつつ明日のリーダー養成研修の担当だしなと我慢する。わかりやすい研修はどうしたら実現するのだろうかと思う。自分が養成される側だったらどこで戸惑うだろうか。シンプルに且つ楽しく必要な知識と実技を組み合わせ…

長い間

いきなりブランクを作りました。5月19日スナフキンが交通事故にあいました。ルールにのっとって道路の左側を縦一列でツアーリングしていて、最後尾の彼に危険運転の乗用車が幅寄せをして彼を側溝に飛ばしそのまま逃げました。かろうじて彼は命は取り留めまし…

友達に

何か感謝の気持ちを表明したくて、小さな印伝の財布を注文した。しっとりとした皮の手触りと緻密な漆の細工が大好き。ぜいたく品だと思うけれど、自分では買わないから。長い伝統で生き残ってきた細工技法は見ていても惚れ惚れとする。連休明けに取り寄せ完…

今日は

彼の好きだったことを思いながら時間を過ごそうと思っています。日々の暮らしの中で思い浮かんではそのままふたをしながら暮らしている痛みや悲しみやいとおしさを静かに掌に載せて暖めていこうと思うのです。 悲しみは何時か私自身を支える強さに変わって、…

五月は

私にとっても家族にとっても辛い月です。2004年私たちの息子を亡くしました。あれからもう過ぎ丸7年が過ぎ、8年目になります。 子供を失ったことは決して過去にはならないのだと身を以って知りました。冬が過ぎ、春が駆け足でやってくると、私の心はあ…

昨日の自分がもういないという感覚

老いた方と接していて、相手の心がずたずたになる瞬間を見てしまうと胸を突き刺される思いがする。背を丸め自分のベットにもぐりこんで精一杯の抵抗をする。その背中のなんと哀しいことか。判らないのではなく今この相手とは、この自分を取り巻いている周り…

あっという間に

風に乗って桜が散っていく。道一面に花びらが降り注ぐ。風の通り道を知らせるように花びらが流れていく。はらはらとなんという優雅さ。 もう季節は走り出した。車の窓を開けて私は走る。香りの帯があるのだと思う。小鳥の声が聞える。胸が締め付けられる。あ…

ベランダに鳩

これは困った。朝早くからあのヴーヴヴヴと言ううなり声のような鳴き声で起こされるし、第一鳩は禁止なのだよ。平和の使いと言われるけど生身の鳩はご迷惑。糞害があって下の階の人の布団が被害にあう。気がつけば追い払うがひっきりなしの飛来。根競べ。玉…