アンドリュー・ワイエスのオルソンハウス

司教座聖堂

が始まっている。観にいきたいなあと思いつつ明日のリーダー養成研修の担当だしなと我慢する。わかりやすい研修はどうしたら実現するのだろうかと思う。自分が養成される側だったらどこで戸惑うだろうか。シンプルに且つ楽しく必要な知識と実技を組み合わせてと思うとどんどん膨らんでしまう。
 スナフキンの病院には今日は大将と親分に行ってもらう。
 ワイエスは七月まで。その間に何とかなりそうかな。そういいながらヴェネチア展は逃してしまった。

 未だ被災地は被災地なのに同時平行でこんな美術展が開かれたりする。不思議な気分。
 だけど哀しいこともある。あのベン・シャーンを本国が福島美術館に貸し出すことを取りやめた。作者自身はこの決定をどう思うのだろうか。福竜丸事件を描いて深い悲しみと怒りの共感を世界中に巻き起こしたベン・シャーンを東電の放射能汚染を恐れて貸し出しをしないという。県立福島美術館はワイエスや優れた作家の収集で有名な美術館だ。この現状だからこそ福島にと思うのにな。