２２年度の終わりにあの大震災が来た。そして物事が何も解決しないままに２３年度になった。新年度の始まりもほとんどが６月以降にずれ込んだ。その後も会議の場所も取れないまま事実上休止の状況でやっと動き出したら上半期が終わって秋になってしまった。 …

朝早くの地震で目が覚める。震度は大きくはないのだけれど、恐怖で目覚めるのは最悪の目覚めだ。いきなり布団からガバッと起きる。震度が小さいだけまだましかもしれないけれど・・・・・恐怖は一瞬の間に時間を遡る。 こんな中で、被災地の支援体制もモノか…

今日も一日が過ぎてゆく。一杯吸い込んだ息をふううぅぅっと長く糸のように吐ききる。ゆっくりゆっくりと自分の身体を感じながら今日一日大変だったけど終わったねと思う。

重たい仕事をした。午後から買出しに行こうと思った。それと何よりやっとワインを買ったので送りたい人のリストを持ってクロネコに行った。ワインを安全に届けるにはそれなりのキットがあるはず。 あった！！！ あまり嬉しくて即送りたくなった。送ったはよ…

ポツリポツリと友人知人が去ってゆく。この地方に見切りをつけて遠くの町に転居してゆく。ある人は転勤願いを出し、ある人は家屋敷を整理して去ってゆく。送別会をカレンダーに書き込みながら、去ってゆく人の気持ちを思い、去られる自分の心を思う。 夢を見…

婦人の友社の家計簿を使っている。母が亡くなるまでの５３年間。私が親分に家計を移管するまでの３８年間。これはすごいと思う。 結婚したときから当然のように記帳始めた。この家計簿には資料としての役割もあって、「婦人の友」には｢家計簿を付け通す同盟｣…

この無人の街は続きます。そのなかにもぽつんぽつんと業務を再開している工場があります。未だ瓦礫の積み上げられている場所の脇で何とか業務を再開している姿に、胸が熱くなります。人間は何とけなげな生き物だろう。生活すると言うことは何と厳しい物だろ…

午後からの仕事がキャンセルになったので、津波の被害のあった場所へ行ってみました。ここは友人の家があった場所です。未だあの日からこの姿のままです。いろいろな場所で｢もう震災の話は古い」｢未だそんなこと言っているの｣とひそやかに言われます。これが…

この頃流行のポスター展示。姫が作成することになった。課題があって今夜は徹夜になる。何とか時間を作って協力しますと言ったものの、親は身体を心配する。自分だっていざとなれば徹夜で仕事をすることだってあるのに、人のことは心配する。毎日流れるよう…

被災地でありながら、休むことなく活動してきたことは大きなことだと思う。その多くは被災者が被災者を支援する活動だった。自分たちの痛みを抱えながら、今何が出来るのかを考え続けてきた。そして自分たちで出来る身近なことを自分たちの責任でやってきた。…

明日は上半期の活動報告会をする。私たちは負けなかったな。被災地であっても、一月も空白を作らずに活動を続けてきた。自分の人生だから。自分の責任の中でできることを求め続けた。私だけではない、共に生きる誰かの役に立つことを喜びとして暮らしてこら…

刺身用の秋刀魚と、味噌煮用の鯖を購入。久しぶりの青い魚だ。普段生臭いと言って魚を食べたがらない姫が、魚を食べたいと言ったモノだから気の変わらないうちに買いに行く。秋刀魚の刺身はこの時期しかいただけないから、たっぷり頂く。油が乗っているから…

建て替えのため取り壊されてしまう。子供たちが洗礼を受けた教会。初聖体を受けた教会。ぎゅだくんのお葬式をした教会。私たち家族の一番嬉しい日も、一番哀しい日もここで過ぎていった。建物はやがて壊れて形をなくしていくけれど、私たちの心に残った教会…

びっしりと８人。さすがにぐったりする。姫を大学に迎えに行って教会に立ち寄る。事務的な話をする。午後一杯雑務に追われる。家に戻って夕食。親分がローストビーフとサラダを作ってくれた。スカウト活動の発表をしなければならないので資料を作る。ただば…

友人がメールをくれた。ふと、思い立ってバスで隣県まで観光に行ったという。子供が大きくなるとそれぞれの持ち帰る問題も解決できないことが多い。ただ時期を待ち、じっと耐えているしかない事だって沢山ある。おろおろと自分を責め、現実を嘆くことから、…

昔懐かしいスケジュールンの季節だった。今年はスヌーピーがテーマらしい。思わずドーナッツを買ってしまった。子供たちが小学校のころこの季節ドーナツを買って手帳をおまけに貰っていたっけな。PTAの役員会で同じ手帳がちらほらして気恥ずかしくてカバーを…

今日は訪問が午前三件、午後は精神病院訪問。その合間に上半期のスカウト活動のまとめと報告会の準備をする。やっとひとつ終わったと思ったらすぐ次が待っている。準備をして実行して報告をまとめて発表をして次年度のために資料をまとめる。その繰り返し。…

ああやれやれ。何とか何事もなかったかのように仕事に行く。午後、身体が空いたので（クライエントがお遍路に出かけてしばらくカウンセリングはお休みになった）仕事用の靴を買いに行く。お洒落靴は要らない。スリップオンで且つ走れて歩くためのかかともし…

基礎講習→部門講習→野外活動講習を終了して初めてガールスカウトリーダーになれる。二年越しで取り組んでやっとこれで宿泊を伴う引率が出来るようになった。ホッとした。講習の半ばで大きなゆれが来て思わず外に飛び出した。築１３０年の古民家はミシリミシ…

大粒の栗が敷地内に沢山落ちている。家の持ち主は｢もう沢山｣と言って拾わない。先週栗ご飯を１５０人分作ってお振る舞いをしたとか。大地主のヤマ持ちの地方議員さんだから、近在の人が来てすべて手伝ってくれるから奥様は何もしないでいいらしいけれど、い…

本来ならこんなことをしてはいけないのだけれどこの次いつ野外訓練ができるかわからないのと、この講習を受けて認定されなければ、宿泊を伴う活動の引率が出来ない。これは何としても今回取ってもらわなければと、鬼・・・・・ 結局彼女が去年キャンセルして…

上半期の活動報告会をしなければならない。後半の活動予定も立てなければならない。もうくらくらする。とりあえず事務作業を進めて、午後は明日からの講習の打ち合わせをする。 自分の荷物も作っていないし、なんともとり掛りが遅い。今回は防寒下着を二人分…

何とかそこに自分らしい味わいを見つけて、きっと｢今日も好い一日だった」と思う瞬間をもてるだろう。そんな夢を見る。きっと過ぎてみればこの日もいとおしい一日になる。

今年はFLO（フロ・プレステージュ）のタルトを買っています。八月のギュダ君はミックスベリーの真っ赤なタルト。親分はミックスフルーツ。大将は秋のフルーツ。私は柚子とチーズのタルト。リーズナブルな価格と小ぶりな大きさと、クリーム系の甘さが苦手にな…

何はともあれ、今日は少し楽になったので夕食はおでんにしました。仕事帰りに買い物をして夕食までに間に合わせるのはちょっとしたテクニックが必要です。まず保温鍋を二つ用意します。我が家のは大型のシェフ鍋。それと中型の普通の煮物用の鍋。シェフ鍋に…

右手が動かせなくなりました。文字を書くことも、箸を持つことも苦痛。何とか整骨院の助けを借りながら日常業務をこなしています。昔盛岡にいたときはもうどうにもならず神経ブロックの注射を受けていました。ストレスと過労だと言われていますが、これ以上…

私は今日生まれました 希望のない 長い戦争の果てに 敗戦の貧しい国に生まれました 戦後生まれという言葉は 何が何でも 明日に向かって生きようと皆が思っていたから 子供は大人の夢 大人の希望と 押し込まれた狭い教室であっても 持たないものと 持つものの…

ひとつ年をとるけれど、昨日と今日の間にどんな違いがあるの？ふとそう思った。心の中に日付変更線があるわけではないから、それは気持ちの必要にしたがって引かれるものなのだろう。誰も外からその変更を求めるわけではないので、それを引きたがっているの…

虫が集く。しゃわしゃわと幾重にもか細く澄んだ虫の音が重なり夜空に染みてゆく。ああ・・・何が起ころうと、時は巡り自然はその営みを淡々と続けてゆく。過去を持たず、現在にしか生きることを許されない虫たちは今だけを精一杯に生きて死んでゆく。けなげ…

スカウトのリーダー養成研修をする。今回は野外。姫に過去の活動で何が好きだった？と聞いたら追跡ハイクという答えが返ってきた。 ほほう・・・今回の野外レクは追跡ハイクを計画していた。受講生には内緒だから、ちょっと嬉しかった。追跡ハイクは結構事前…