午前中びっしりと

キャンプ場の夜

 重たい仕事をした。午後から買出しに行こうと思った。それと何よりやっとワインを買ったので送りたい人のリストを持ってクロネコに行った。ワインを安全に届けるにはそれなりのキットがあるはず。
 あった!!!
 あまり嬉しくて即送りたくなった。送ったはよいけれど中に手紙を入れるのを忘れた。
がっくり・・
 右手の腱鞘炎が酷くて書き文字がかけないので、PCで印字するしかない。いきなりワインがぽんと届いたら受け取った人は「なにこれ?」と思うだろうな。あわてて手紙を作る。
 ところがこんな夜は立て続けに電話が入って、しかも長い長いややこしい電話でもう日が変わろうとしているのに文章が完成しない。
 諦めて、お風呂に入った。震災直後、お風呂に入れなかった時期が長かったのでお風呂は最大のご馳走。それぞれが沐浴剤にハマッテしまって、姫は今はやりのお菓子のようなバスソルトを,親分はお誕生日に頂いたアラカルトを、私のハーブは出番がない。だけどお風呂のたびにタオルの上に「今日のバスソルト」の袋が載っているのは楽しい。今夜は「死海の塩」だった。
 ううむ意味深。
 ぬるめのお湯で長々と浸かってまったりした。あがってからぽかぽかと芯から温まった。これはよい。



 悩み事も、不安も皆今夜はもうおしまいにしよう。今日一日よく働いたではないか。
 今日の買い物は「馬を飼っているの」と言うくらいの青い野菜。野菜を沢山買うと物凄い幸せな気分になる。気がつくとまんま「精進料理」だった。そこで鯖の缶詰をほぐして、きゅうりの薄切りを揉んで、さらし葱と青紫蘇ドレッシングで和えた。ご飯は枝豆とパプリカのリゾット。お味噌汁は豆腐と葱。小松菜の納豆和えと、かぼちゃの甘辛煮と、麹漬けのきゅうりとキャベツ。よくよく野菜がほしかったと見える。刺激の少ない食事がしたいときは身体がくたびれている時。だから逆らわないで無理しないで、途中で入らなくなったら残す。身体の声に忠実であれば食べ過ぎたりはしない。