今日は午前中はカウンセリング

この聖堂最後のミサ

 びっしりと8人。さすがにぐったりする。姫を大学に迎えに行って教会に立ち寄る。事務的な話をする。午後一杯雑務に追われる。家に戻って夕食。親分がローストビーフとサラダを作ってくれた。スカウト活動の発表をしなければならないので資料を作る。ただばたばたと過ごしているようだけれど、今日はいつもの日と少しだけ違う。

 ある人のカウンセリングをしていて、あまりの話の悲惨さに胸が痛んだ。その中で相手がふととても面白い表現をした。思わず二人でくすっと笑った。笑いが挟まるような内容ではなかったのに、二人とも可笑しいと感じて笑った。その「くすっと笑った」瞬間に何かが変わった。何も解決はしていないのに、気持ちにゆとりが生まれた。「ああ・・・こんな酷い私の暮らしにも、笑うくらいの隙間はあったんですね。気がついてよかった」といってその人は帰っていった。

 私は自分に問いかけた「今日、君は笑ったかい?」笑うってことは気持ちを飛ばすってこと。自分の空に心が飛ばなければ空は孤独だ。だから今日は笑える自分でいたかった。私が笑えるとき、娘も笑う。娘が笑って話しかけてくれると私の心がふんわりとする。いいなあ・・・・