2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

疲れ果てて

せっかくおお片づけをしようと心に決めたのにこのところの強行軍で疲れ果ててへたり込んでしまった。こんな時に無理をするとろくなことがないと思ってとにかくもう寝込むことにした。自分の体の声を聴くことに敏感でなければ一人前に働くことはできないと、…

好きな本

盛岡から大好きな本を数冊持ち帰ってきた13年前に購入した本。本を減らさなければならないと言っておきながらと笑われたけれど、気がめいったとき、現実に打ちのめされそうになったとき、私はこの本を読むと元気になれる。視点が変わる。この本の作者はど…

風が冷たい

もうすぐ木枯らしが吹く。そう思いながらな残りの秋がいとおしいと思う。11月は人の心をかき乱す月らしい。夏の身を焦がすような暑さの中で見失ったもののかけがえのなさを、改めて風の中に感じ取ってしまう。もう大切な者はいないのだと思う季節だ。冬の…

手紙

手紙を書くのが好きで、だれかれ構わず手紙を書いていた時期があった。この頃は忘れないうちに用事はメールで済ませてしまうので、買い込んだ封筒も、便せんもまったく使うことがない。用意したボトルのインクも可着心地の良いペンもまったく出番がない。さ…

まだある

壊れているのは冷蔵庫とストーブ。なければないで、この町なら何とかしのげるかもしれないけれど、デグーのゴンちゃんが耐えられないだろう。まったくこの小さな生き物のために即座に買おうと思った。アンデスの歌うネズミと呼ばれるけれど、手になれた小さ…

メーカーに来てもらった

今から11年前に購入したものでもう部品の生産は行われてはいない。だから修理ができるかどうかは全くわからなかった。一応来てもらってガスが抜けているといわれた。冷えるはずがない。ガスを充てんするのに8万くらいかかるといわれた。はあああああ・・…

仕事を辞めた人が

ボランテイア志望でやってくる。社会的に地位もあり、一筋の道を歩いてきた人ほどその殻を打ち破ることができず、本人も訓練者もとても苦労する。身に付いたスキルをいったん離れて、自分自身の完成と向き合って対象を受け入れる訓練は本人にとっても訓練者…

ワクチンをどうする?

毎年この時期になるとこの話題が出る。病人やお年寄りに接触するから、防御する必要がある。持ち込まないように、いただかないように。マスクをかけて、消毒薬を車に備え付けてこまめに自己努力をして、この仕事を始めてから周りが感染しても、私はなんとか…

子供は親の歩いた道を歩かない

子どもが親の歩いた道を歩くと思うのは勘違いだろうと思う。私たちは親の後を継いだ子供には、ああ親と同じ道を行ったんだねと思う。本当に親のふみ跡を歩いたんだろうか?親が歩いた道であっても親が歩いたようには歩くことなどできはしない。人それぞれに…

目の前で

知人が倒れた。救急車を呼んで救急センターに搬送してあとは神様の御手にゆだねる。本当に命の瀬戸際で人は無力だと思った。くも膜下出血で何人かの親しい人が亡くなった。その一人一人の人生となくなってゆくまでの出駅ごとを思い出していた。人はその人の…

心に浮かぶよしなしごとを

もう語るときではない。今は心の命ずるままに死実だけを語れ。そう迫られたら、その言葉に従うことはできるのだろうか。人と人お関係の中で死実の身を語ったら、おそらく人間関係は壊れてしまうだろう。うそで絵はなくてもなんとたくさんの語らない事柄から…