昨日からわかっていたことだったけれど

えーっと ヒガラ?

 やっぱり降ったかと思った。車に積もった雪を払いながら、朝の時間配分を考える。太い道は除雪してあるが、問題は路地だ。駐車スペースだって雪がある。滑るし、吹き溜まりに突っ込んだら、自力で抜け出さなければならない。

 なんとか時間に余裕をもってゆったりと仕事を終わることが出来た。さすがにくたびれたけれど、この程度の雪でよかった。北海道の様子を見るにつけ、身につまされる。待っている人がいて、生活費を届けなければ生きていけない人たちがいて、社会とのかかわりが私しかいない人たちがいて…雪が降ろうと、嵐が来ようとやはり決められた時間に訪問しなければならないのはわかり切ったこと。きちんと時間通りに動くのが当たり前の仕事は甘えることを許されない厳しさがある。