2013-09-22 君の居ない秋の陽 もうこんなに季節は秋だ 君の居ない秋がまた巡ってきて 君の手のぬくもりを思い出している 寂しいかと君は聞く ああ 深く深く寂しさが染みてくるよ 君の居ない秋の光が 射し込んでいる空の向こうから 君は あの向こうにいるのか もうこんなに 風は秋の風だ また一つ季節はめぐり またひとつ君の居ない季節がめぐり 私は記憶を見失わないようにしっかりと抱え込む