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アオサギが 看板の上から

胸がちぎれるような思いで聞いている。なんと悲しいことだろうか。人の行為に取り返しのつかないことはただ一つを除いてはないと思っている。そのただ一つのことが命に関すること。命に関しては取り返すことができない。その命が取引に使われている。国家を相手にするのにはもっとも大切な物を切り札に、あたかもモノの値段を釣り上げるかのように。愛するものが痛むこともまたつらい。