半袖の薄いブラウスを着た

なんか おいしいもの ある?

 日中は汗ばむほどの気温で煮えてしまいそうになった。夜は研修担当なのでリネンの薄手のカーデガンを着て出かけることにした。家に戻るころに寒くなるかもしれないが、このところの気温の変動では先が読めない。まあ出かけるか。
 行ってみてびっくり。研修生のスタイルも様々。コートを着ている人、薄手のブラウスの人さまざまで、人の感覚の違いがはっきり判って面白かった。たかだか体感温度の判断でさえこんなにも多様だ。これが生き方だったり、物事の判断だったり、感情の識別だったらどれほど多様であろうか。それを束ねるなんてできないし、操作するなんてとんでもないことだし、聞いて感じてそこから何を受け止めるかなんて、もう自分の引き出しを増やしてゆくしかないではないか。
 一番びっくりしたのはセーターの上にカッターシャツを羽織った人。しっかりと冬仕様で見ているほうが暑かった。