待降節ももうすぐ終わり

mugisan2013-12-18

新しい一年が始まる。
暗い闇に住む私達は、
神が約束し給うた幼子を待つ。
この一年の間に流した涙は、
優しく幼子を洗うだろう。
この一年のどの時間も
私の人生にとって必要な瞬間だった。
今、起こっていることの本当の姿を私達は知らない。
それが何をもたらすのかを知らずに
だからこそ、今を生きて行けるのだと知っている。
過ぎてきた道のすべての意味を知らず、
これからゆく道の何であるかも知らず
それでも生きていく。

人というものは
なんと不思議な生き物だろうか。
この闇の中を確かに照らすものが与えられているから
私は闇を恐れない