朝はなんとかスパっと起きる

日が昇る

 そして仕事に行く。訪問業務だから車の運転をする。お昼に近くなってくるとなんとなく疲れた感じがする。特にエレベーターの無い訪問先の階段を登るとき、腰からずしっとと重く感じる。胸の奥が痛くなる。呼吸を賄うだけの心臓や肺の活動が鈍くなっているのだな。はあはあ言わないようにせめて5階か6階までは駆け登れるようでなければイカンのよ。息が切れて途中で足を引きずるようではいけないな自分。夏の終わりは毎年こんな調子でしみじみとくたびれたなと思う。


 そろそろ自分の基礎体力をしっかりとつけなければ、この階段を登ってすぐに声が出なければもう仕事はやめなければイカンかな。と思ったよ。思うのだけれど、カウンセリングは気力体力のバランスがとれていなければできないなと思う。まず自分が自分の体を気にしなくても良い状態でなければ、人の困難に寄り添うことはできない。


 午前中SVをしてお昼は外食をした。それから10月始まりのジャーナルを購入。とにかく家に戻って横になった。15分眼を閉じてじっとして居るだけで気力が戻ってくる。
 夜の部が始まるから頑張ろうと思った。19時からカウンセリングの予約が入っている。何があっても、私は約束は守るつもりだ。そのためには自分の健康管理をしっかりする。この仕事をしていて、自分の体調不良でキャンセルをしたことはこの10年間一度もない。
 頑張ってきたなと思った。小さなホコリを自分一人で抱えてにっこりした。アタリマエのことを喜んだって悪いことじゃない。そうでもしなければ折れそうになるんだこの頃。色々重たくて。誰に褒めてもらいたいわけではない。自分がわかっていればそれでよい。
 さあ行ってこよう。