驚いたことに

白神山地

寒い。そして篠突く雨。もう長靴でなければ歩くことがかなわない。雨が跳ね返ってくるので、足元がぐずぐずになる。土がむき出しになっているところは少ないが、すべての土がなくなったわけではない。いつの間にかズボンの裾がドロ染みになっていてこれが落ちない。文句を言わないで黙って受け入れていけば良いのに。なかなか天候に関しておおらかにはなれない。やりきれない気分で車を走らせているのは、路肩の水が歩道に跳ね返って歩行者を濡らしてしまうこと。気をつけてそろそろと徐行で走っているのだけれど、それでも思いがけずにばしゃんとやってしまうことがある。申し訳ない気分になる。こんな天候の時は不急の人は外に出なければ安全かな。