責任追及

大川小学校の父兄に対して石巻教育委員会が学校長を呼んで父兄に対しての説明会を開き、この惨事は人災の部分もあると初めて認めて謝罪したが、それでも曖昧さは残る。そのことを追求されても明確に答えることは誰に出来るのだろう。同じように避難誘導に問題のあった学校は十校あるという。これから厳しく責任の所在を追及されて叉沢山の人が傷ついて苦しむのだなあ。震災の痛みはその出来事だけではなくその悲劇の責任は誰にあったのかと追求せずにはいられないところにもあるのだと思う。誰が悪いのでもないと思っていたときは純粋に哀しいのだが、誰かが防ぎ得た可能性をつぶしたのではと思ったときから怒りがすべてを支配してゆく。