午後から後期後見制度の研修に行ってきます

何がうれしいにこにこ狛犬

この震災で認知の度合いが進み、後見人制度を利用しなければならなくなってきているお年寄りが増えてきました。天変地異は心も頭も乱すようで、今まで何とか踏ん張ってきた人たちが知的に混乱から衰退の症状を出すようになりました。
 何とか1人暮らしを支え、自立して最後までその人らしく生活を守って生きて欲しい。後見人制度が願うのはあくまでもその人らしい人生を全うされることです。
 今気になっているのは身内による経済的搾取です。面倒見てもらうだろうから、愛情があるから、自分の出来ることはこれくらいしか残されていないからと、経済的な援助や金銭の要求に際限なく応え続け自分自身の生活がままならなくなるケースです。これはゆがんだ愛情表現です。誰のためにもなりません。
 人間らしい人生を生ききる為に、人を守るために、この制度が生まれましたが、まだまだ認知の度合いは低く、活用されているとは言いがたい状況です。何時か自分がそうなることもあるかもしれないのだから、今明晰なうちに学んでおこうと思う人が増えてくれたらよいなあと思っています。あのパグママが宇宙人になるなんて誰も思わなかったのですから。
 とりあえず、私は仕事で必要なので行ってきます。