若林区荒浜

 どこまでも広がってゆく、生活の残骸。


果てしなく続くその家財はあまりにも痛ましく切ない・・・・・


私の走っていた道


白鳥と遊んだ大沼公園は海岸の赤松の残骸で覆われていた


10メートルを越すような瓦礫の山


ヘドロの上に鍋のふたが


赤松の根にお母さんの手縫いのバッグ


ガードレールはくちゃくちゃに折れ曲がっていた