本そして花

 今日、大将は友人に頼まれた「発売されたはずの限定本」を探しに自転車で街を捜し歩くそうです。私も10日発売だったはずの「よつばと!日めくりカレンダー」を頼んでみました。でもワンピースの最新号が載っているジャンプが入荷していないという新聞記事を見て、果たして入荷したのかなとも思いました。
 現実逃避かもしれないけれど,どうでもいいことを、ふと思い出すのもいいかなと思っています。写真にアップしているのは最早日常化した風景です。これが私の街であり、現実です。時々深呼吸しなければ、自分が息を殺していることに気がつきません。息を止めて、この圧迫感から逃げようとしているのでしょう。
 花を買おうかと思い、この数少ない花を、今必要としている方がいることに思い当たり、買うのをやめました。菊の花は弔いの花。亡くなった方の為に捧げる花。香の代わりに香りたつために。
 この季節ただでさえ、花が少ないのです。もう少したったら、一斉に垣根の山茶花が咲き、金木犀,銀木犀,椿,梅、桃、沈丁花、こぶし、百日紅・・・・。 福島の春は一面の果樹の花盛りでした。今年はどうなるのでしょうか。あの花山野ををもう一度見たいと思います。一面の花、花、花・・
豊かな恵みの土地でした。胸が痛いです。