来月

暑くても秋の近い空

 リーダーのためのキャンプ訓練がある。姫も受講しなければならないのだけれど、家族人数プラス3個あったはずのシュラフがどこにも見当たらない。麦ハウスに泊まるとき持って行ってはそのままおいてきてしまったようだ。いやはや。寝袋は肌に触れるため他人様の物を拝借するのは申し訳ない。仕方がないから買いに行った。いつも使っているコールマンは耐寒温度が低い物は値が張るし、使い勝手がよく使用後にコンパクトになる物はこれまた値が張る。お気に入りのモンベルはさらに値が張る。一個だけ棚に羽毛で扱いやすい大きさで氷点下の耐寒温度の物を見つけた。さらにウールリッチで手ごろな物を見つけ何とか予算内で二個購入。寝袋は天候によっては命を左右することもあるからしっかりと考えて選ばなければならない。取り扱いが困難ではなく安全性が確保できる物を見極めるのも経験だと感じた。値段だけで決めたくなるのが人情だけど。何が辛いって雨の日の撤収でシュラフを巻き取ってバックにいれようとして入らないとき。手はうまく動かないし情けないしなきたくなる。こんなとき頼みの綱はゴム手袋。しっかりとグリップできて滑らず力が逃げなくてきっちりと巻き取ることができる。指関節がゆがんで力が入りにくくなったとき工夫してビンゴだった。それ以来必ずゴム手袋をしてシュラフを扱うようにしている。