昨日

新鮮な野菜が食べたくて思い立って道の駅を調べて出かけてみた。かなり距離があったのでこれは買出しと言うよりはドライブを楽しむと考えた方がよいな。値段も割安だけれど、でき不出来のばらつきがあるのは道の駅の役割から当然のことかな。ともかく新鮮であることだけは確か。葉モノ野菜がツルナとモロヘイヤしかない。なす数種、かぼちゃ、南蛮、ズッキーニ、パプリカが目立つところ。モロヘイヤを買ってきてさっとゆでて刻んで青紫蘇も混ぜて胡麻和えにした。おいしかった。こなすは、芥子漬けと塩漬けと糠漬けにした。夏は冷たいお茶漬けなら食べられることもあるからその時漬物を細かく切って味付けの薬味にする。
 味噌漬けを作りたいんだけど、味噌高いから漬け床にするのが何となくもったいなくて。ガーゼに伸ばして包むようにしてつけていけばいいのかな。味噌漬けの野菜を細かく切って香味野菜を混ぜてあんこを使ったお菓子のお口直しに添えるのがすき。餡蜜やお汁粉やおぜんざいの傍にほんの少しの塩味。今年は何度遣っても青しそ芽を出さなかったので穂紫蘇が取れなかった。今度上手に育てられたら穂を塩漬けにして麹とあわせてもよいし、おみ漬けに混ぜてもおいしい。これってきっとあまった漬物を大切に食べきるための知恵なんだろうなとふと思った。昔の人って丁寧に生きてきたんだなって思う。食べきる。工夫して何とか必要なものにする。私もそんな生き方がしたい。