何事もなかったかのように

光の柱が空に向う

いつもの一日が始まる。午後SV。自分が鋭くなりすぎては居ないかと用心深く言葉を選ぶ。姫を学校まで迎えに行く途中、物凄い不気味な雲が出ていて吸い寄せられるように車を走らせて、道に迷った。鵺という魔物が居るがそれに出会ったように感じた。昔の人が闇の魔物を恐れた感覚はこれなのかも知れないと思った。食欲はまだ戻らない。緊張が解けないのかもしれないと思ったが、疲労感だったときがつく。家に帰ってきてゆっくり眠れると思ったら今度は姫が深夜二時過ぎまで作業をしていて、また寝不足・・・・
 しかし、これがわたしの日々の暮らしなのだったなと思う。