雨で道路が冠水している

フェンネル

 何とか一日の予定をこなす。さすがに夕方眠くて少し横になった。眠れなくても少しは楽になる。ぼんやりといろいろなことを考えた。
 親分は皮膚科でビンゴ。蜂窩織炎の診断で抗生物質を処方されて、血液検査を行ってきた。
 ひざの治療は外科の分野のためMRIその他外科的なものと、蜂窩織炎は皮膚科とそれぞれ別の医療機関で治療ということになった。あほくさいが、致し方ないようだ。何はともあれ前回ほど悪化しないうちに適切な処置を受けられることになったようで、何とか入院なしでいけそうだ。この際徹底的に自分を大切にすることを学んで欲しいものだ。
 男は女ほど自分だけの身体ではないと思わないようだ。女は自分が居なくなったら子供や夫が困るだろうと思う。男はどこか自分が居なくても何とかやってゆくだろうと思うようだ。この感じ方の違いは、家庭に対して抱えている分野の違いかもしれない。女の占めている場所は代替の効かない直接的な部分が多く、男の占めている場所は、経済的安定であったり、社会的保護であったり何となく一歩抽象的で直接的ではないのだなあ・・・男って影が薄いのかね。では、我が家はどうなのだと改めてしみじみと思い巡らせる。