両手ががんがんになって

桜咲く

 指が使い物にならなくなって、整骨に行った。土曜日に駆け込んで揉み解してもらったけれど、これから先は針も併用で行ったほうがよいとのことで今日やってみた。「見ないほうがいいですよ」と言われつつも感覚があるから今どこまで針が刺さっているのか分かる。いやあ・・・・・ぴりぴりというか歯科治療で「もよ〜よん」と歯の奥に感じる鈍い痛みがあるが、あれと似た感じ。そして通電すると小さくピリリリリと響く。むしろ抜くときのほうが痛いかもしれない。それもピッという程度。その後揉み解してもらい、確かに痛みが軽くなっていることに驚いた。身体の奥深くの痛みやコリをほぐすために編み出された手技だけれど、なんといたわりに満ちているのだろうかと思った。傷んだ身体を丁寧に丁寧にほぐして行く優しい手の技。手のひらに針を打たれるとき、手のひらの敏感さに驚いた。私の身体はこんなにも豊かな感覚器官だったのだね。一週間に一度は自分の為に来てくださいと、言われちゃった。自分を粗末にするのはよくないね。