駐車場脇に大きな枝垂れ桜がある。ふと見たら豊かな花をいっせいに咲かせている。この気候不順の中なんてけなげなんだろうと思い思わずカシャリ。桜って見れば見るほど精一杯あらん限りで咲いている感じがする。後が無い刹那の感じがする。これがまた、はらはらと散り敷くのだなあ。日本人の心情にたとえられるのも分かるような気がするのだが、はて?それはいつの時代のどんな日本人なのだろうか。毎日の政治を見ているととても今の政治家に桜は似つかわしくは無いと思う。彼らはもっとべったりとして、肉厚でしがみ付き、自分勝手だ。はらはらと散る風情なんか無い。立ち腐れの感あり。とここまで書いてきて、私は鳩ぽっぽ政権を嫌っているなと思った。もちろん保守ではない。保守はもっと嫌いだ。言って見れば支持政党なしの自由な無党派だ。それでも嫌いな面がだんだん多くなってきている。誠実さや、賢さがあまりにも感じられ無いのだ。政治に誠実な姿勢や、見通す力が無いのは致命的だ。滅びにいたる道筋を歩いているのではないのか。国が滅んでも民は残る。そんな気分だ。