夏の活動報告会とリーダー研修会

夕空はすっかり秋のもの

 GSの指導者養成委員なので今日は一日研修三昧。今年のスカウトの海外研修はミクロネシアだった。参加したスカウトから(中学生)報告があった。ひとりで他の団体の中に入って外国に行って、そこで自分なりの活動をして帰国して報告するという体験はきっとこれからの生き方に方向を与える大きな一歩になると思う。この前の中学生の北海道東北地区ギャザリングの活動報告もあった。実行委員会形式で中学生を中心に大学生のヤングリーダーが補佐をし、成人リーダーがサポートリーダーをする。骨組みはスカウト自身がくみ上げてゆく。大人にとっては手を出し口を出した方がずっと楽だけれど、そこはグッと我慢の見守り。指示されなくても、判断し、行動できるスカウトを育てるのは時間が掛かる。育つ時期にタイミングを合わせて育てなければ上手く行かない。そういう意味でジュニア〜シニア〜レンジャーの流れは面白い。少女が成長して青年になってゆく道筋を共に歩むことが出来る。決して安楽な道ではないがその困難をほんの一部であっても傍らに立つことを許される。教育に関わるものとしてこれほどの大きな喜びはないと思う。これが私が忙しいけれどもこの活動に関わっている理由かもしれない。