今日は休んでもよい日

夕焼けに佇むガンダム

 毎日あたふたと暮らしていたからこの一日が嬉しい。今日は何をしようか。まず教会に行ける。物故者追悼の日。初めてギュダ君の名を追悼のカードに書いた。今までは書くことさえ苦しかった。諦めたのではない。やっと亡くなった方の中に、あの子の名前を書くことが出来るようになったのだと思う。それは私の心の整理だったのか、あの子との関係が安定したからなのか、分からないが・・・回りの方達はそんな迷いもなく亡くなってまだ日の浅い方も名前を書いていた。同じ「亡くなった」ということでさえこんなにも受け入れ方が違うのだ。人間は複雑な心を持っている。そしてその複雑さをそのままに受け入れることが出来るならば、心の傷もその人なりの回復の道をたどれるのだろう。