講習会

　一日一杯ガールスカウトの講習会のスタッフをする。思いがけず人数が多く、事務処理にかかりっきりになってしまい、もって行った本を読むどころではなかった。雨がやまず夕方終了後それぞれが無事帰宅できますようにと祈る気持ちだった。車でかなり遠くからも参加しているから雨の夕方、安全運転でと願う。来週は消防署で救急法の訓練が或る。これはお任せして参加者のとりまとめをすればよいだけらしいのでお休みさせていただこうかと思う。毎日休む暇がないとどこかいらだって気持ちが荒れてくるから、少しだけ自分の為に時間をとっておこうと思う。
　沢山の人とであって、いろいろな話をじっと聞いていると、自分が空気や水のようにそこにあってあたり前の物、邪魔をしない存在のように感じられてくる。無色透明のそこにいるだけの存在。そしてそれは寧ろ私にとっては得がたい体験でもある。
存在職になることができたなら、それは究極のカウンセラーだろう。今日はほんの一時だけその味わいを感じた。私にとって疲れたけれど、面白い一日であった。