ちょっとだけ戻ってご飯

 午前中の仕事で職員と意見の食い違い。訪問先でOさん「文字が書けないかも」とつぶやいた。名前を書いてもらったらキチンと書けた。日常的に文字を書く習慣がない人は本当に文字が書けなくなってしまう。何人もそういう方と関わってきたから、せめて簡単な一行日記でも書いてもらったらいかがでしょうといったら。「その方は問題ありません。個人差がありますから」とにべもなく言われてしまった。個人差があろうとなかろうと不安を感じているうちにささやかなことでも手を打たねばきっと取り返しがつかなくなる。そしてまた「仕事を増やさないで下さい」のお言葉・・・・何が大切なのか。持っている機能を失わないことが大事ではないのか。自分の名前も書けなくなってしまった人を見ているからなおのこと思う。それがどんなに悲しいことなのか。だけど通じなかった。
 私のこのやりきれなさをどこに向けたらよいのだろうか。
 サアめげずに午後もいってくるぞ。