朝一番の仕事

セルリアン(手前)ラピス(奥)

 今までベランダの鉢に水をやるのが一番目の仕事だった。その前に雛鳥の餌付けが入った。二羽となると時間も倍かかる。その内、姫を送っていく時間になってしまい一時中断。何しろ夜課外があって八時前に帰ることができないので自転車で通学は危なすぎる。この街は何故かここの所、夜道で襲われる事件が多発している。犯人は十代後半の若い男達らしい。まだ未解決事件があるから怖い。帰り道は会社の営業所が立ち並ぶ団地の中の道で夜になるとシャッターが下りて人通りがなくなる。並木道なのだが、物陰が多すぎて夜は怖い。昼間は美しい並木も夜となると色々あるものだなと改めて住民になって気がついた。
 ヒナたちはそれなりに仲良く食欲もあり。「らぴす」が羽を落としているのが気になるが・・・・ストレスで自分の羽根を抜いてしまうこともあるのでもう暫く様子を見ようと思う。鼠の「こだま」は猛烈に元気。夜中にせっせと鼠車を回す。もう喧しくてつい起き上がって「お願い寝て」と頼んだ。これはこちらが慣れるしかないか・・・ベランダではつぼみが開き始めている。ローズゼラニュウムが薄いピンクの花を開き始めた。ナスタチウムは「こだま」が大好物ではさみで切って入れてやると電光石火くわえて持っていってしまう。可愛いので写真に撮ろうと思ったがとてもシャッターが間に合わない。こういう写真は自動シャッターのセッテイングが必要なのだなと分かった。
 蒔いた種が芽吹いてきて何となく私たちの生活もそれらしくなってきたのかもしれないな。荷物の片付けに関しては私が今のところ関われないので一向に進展しない。まあいいか。ゆっくりと時間をかけてやろうと思うよ。毎年転勤引越しを繰り返してきたから、正直くたびれて荷物を見るのもうんざり。だけれど生きてゆくためにはやらなければならないことが沢山ある。ここから私たちらしい生き方をしてゆくために何が必要なのか。吟味していこう。幸いなことにこの住宅の一階にはごみ処理巨大なスペースと管理者が複数従事している。出し方さえ守れば(勤務時間内であれば)いつでも出すことが出来る。そしてリサイクルコーナーがあって未だ使えるものを置いておくと誰かが持って行ってくれる。ためしに、電話機を寄付してみたらたちどころに消えていた。嬉しかった。誰かが使ってくれるものならばいつでもその都度出せるではないか。お互い様だと思えるから嬉しい。活用しようと思う。

 今日は午前と午後ケースがある。心やわらかく仕事が出来ますように。戻ってきたら講話の準備をしようと思う。二週続けて講演しなければならない。でもいのちの授業を持たせてくださることには深く感謝。必要とされる間は何を置いても務めさせていただこうと思う。

 さて行ってきます。