いよいよ五月

mugisan2009-05-01

 昨日注文していた「サンジャックへの道」のDVDが届いた。あの読字障害の少年は息子と年齢も雰囲気もとてもよく似ていて、彼が母親の死を知った砂浜の場面は涙で霞んで見えなかった。その時私は少なくても、あの子に私は親の骨を拾う悲しみを体験させずに済んだのだという安堵感があった。おかしな話だが、私はあの子に大きな悲しみを抱えさせることはなかったのだなあと思った。物の順序で親が先に行くのは当たり前なのだし何の不思議もないのに、そんな事でほっとするなんておかしいのだと分かっていても・・・