まだまだリフォームの追加

 借り手が付いたものの、クレームが続出。またリフォーム。こうやってだらだらとお金が出てゆくのは致し方がないことか。人様にお金を取って家を貸すということは気骨の折れることだ。もういい加減嫌になってきた。親分はそれでもマイナスになっても空き家にしておくよりはよいと慰めてくれるけれど。不動産業者から電話が入るたびにげんなりする。不動産なんて厄介なだけで何の気休めにもならない。と、ひっそりと遠吠えをしてみる。親の残したものなんてこうやっていつ果てることのない義務と苦労ばかりもたらすならば、私たちはこんなものは子供達に残さないほうが良いと思う。売れもしない土地や家がどれほどの負担と気苦労になるのか、嫌というほど味わっている。親にしてみればせめてもの財産を残してやりたかったのだろうけれど、モノには減価償却というものがある。いつかはごみになってゆくのですよ。全く・・・とまあぼやいてみました。