クライエントから緊急面接依頼

山から下りてきた雲の群れ

 何事かと思ってあって暫く話を聞いて、やっと落ち着く。些細なこと。それでも自分で気持ちの建て直しができなければその人にしてみれば生きることができないと感じてしまうほどの痛みになってしまう。笑うことはできない。あせらないでゆっくり気持ちをほぐす。
 時々神様はこのことの為にあらゆる障害をあらかじめ取り除いておられるのではないかと思うことがある。今日も本来ならば仕事が入っていたが来週に延期になった。自分では変更のしようがないことだっただけにラッキーと思う。笑顔で別れると、わたしはぐったりと疲れた自分にもどる。緊張しているのだなあと思う。カウンセリングを気楽に考えることはできない。傷ついて訳が分からなくなっている人をかすかにであっても又傷つけてしまったら、命綱が切れてしまうこともある。多少傷ついても自力で回復できるようになるまで踏ん張るしかない。人は育つものだと信じる。