来月に開かれる学会の事務局にかかわっている

福島県美術館

今日は旅行代理店を通して申し込みのあった人と此方側に申し込みのあった人たちの部屋割りをする。連泊、泊なし、前泊など皆さんの事情を加味しながら部屋の割り当てを決めてゆく。これが最大の難関。皆さん決してお安くない参加費を払っているのだから、「まあ仕方がない」と諦めてくださるかどうかは分からない。相性の問題もあり、もちろん経験年数により和室のメンバーの割り当てにも気を使う。経験の浅い人はベテランの中に入ると大変気を使うのでかわいそうなんだそうな。微調整は長年NPOの事務局でメンバー調整の専門スタッフをやっている人がいるからその人に頼むことにする。
 部屋もシングル、ツイン、和室ツイン、和室5人、和室6人、ダブルツイン、特別仕様室(割増料金発生)などなどを200名ほどの人数で割り当てをしてゆく。学会のようにまったくの他人同士の部屋の利用に対してダブルツインとは何事だとあきれ、さらに差額の出る特別室というのをホテルと交渉した事務方がへろりと忘れていて一体誰がこの差額を負担するのかで一時騒然となった。
 参加者にはすでに前納してもらっているものを「差額が出ました」とはいえない。かなりの金額なので、学会の経費として落すかとの意見が出たが、何とかこの部屋を使わないで割り振り出来ないかとジグソーパズルをやった。2時間の悪戦苦闘の結果、現段階までに申し込まれた方は差額が発生しないで何とかなるということになった。ありがたいことに。こんなさもないことが実は研修企画担当者の一番の悩み事だったりする。
 九州から単身赴任できている○氏が大きなカボスを袋いっぱいに持ってきてくれた。それぞれ二個いただいて「今夜は焼酎に絞ってお心安らかにお休みください」との言葉に「有難う」。こういう心遣いの出きるのも人生の半分を単身赴任で過ごしてきたためという。風雨有無。単身赴任…悪くないかもと一瞬思った。帰宅はシンデレラ。もうくたびれ果ててそのままお茶飲んで(あわのでるやつ)ねた。明日もまた、難問山積。頑張ろう。