不機嫌さの続き

 楽しむということもまた才能だと思う。どうせやるのならば生き生きと楽しんでやったほうがよい。昨日の研修に集まったメンバーを見ていて感じたのは「穏やかにゆったりと」と本人が言う割には硬くていらいらした表情が多かったことだ。もっと柔らかに普通の感覚の中にもう一段穏やかに相手に感じさせるものが必要だと思う。
 表情は自分のものではなく相手のためのものなのだ。相手にどんなものをギフトしているのか、私たちは責任がある。特に相手が弱い立場の人であればなおのこと、自分が思いもよらないことで相手を傷つけてしまう。昨日講師が強調していたのは、関わるスタッフが無意識に出しているものの質をきっちり自己コントロールの中につかむこと。目線、しぐさ、表情がどれほど相手に刺さってゆくのか繰り返し注意された。