研修

 内閣府の参事官補佐に向かって言いたいことをぶつけてしまった。私は失うものは何もない。だから自分の体験から思ったことをきちんと言いたい。誰におもねることもしない。あいてが教授であれ誰であれ人間としての立場は同じだから恐れないことにした。また遣り合ってしまったけれど。お互いに楽しかったと思う。本音の話が出来たから。自死遺族の支援活動のように本気でかかわらねばならない人を間に挟むとき自分の利益など考えていられない。誰かの命を救うチャンスがあるならば私は捨て身になる。自分の利益を守ることは至って弱腰でいただけない。よくだまされてかもにされてしまう。気の強さはこんなところでしか発揮されない。何でこんなにもお人よしなのだろう私たち夫婦はと思う。二人とも普段は静かな人で通っているから、私たちが何かに立ち向かってゆくと周りの人々に驚かれる。私たちは自分の気持ちに正直なだけなのだけれど。だからいつまでたってもこんなことやっているのだろうな。私の人生だ。これでよいか。