最後の晴れの日

 きょうは今週末の崩れに向かって最後の晴天らしい。明日の午後から崩れ始め週末は雨とのこと。被災地のご苦労を思う。残されたペットや家畜の姿が胸に痛い。私ならどうするかなあ・・・・牛を放してしまうかもしれない。ご近所にご迷惑かもしれないが、そうすれば自力で草を食べ水を探せる。小屋に閉じ込められたままでは可哀想な気がするが、それも町に住む素人の感傷に過ぎない。プロの農家が無意味なことをするはずも無いのだから、小屋に入れておくにはそれなりのわけがあるのだろう。いずれにしても天災の中で人間の営みは小さい。その必死な姿が「生きる」ことなのだな。私はそこまで懸命な気持ちで生きているか。振り返って恥じることは無いか。