明日は遺族支援の日

 穏やかな一日であることを願う。私もまた穏やかに過ごせますように。きっと神様がいてくださるから。何があってもうろたえずにゆったりと時間が流れることを信じよう。憎しみからは命は生まれない。生きる喜びも生まれない。悲しみは悲しみとして胸にいつまでもあるけれど、その悲しみを抱えて一日を豊かに生きることは出来るのだ。憎しみから自由になること。これだけが私たちのなすべきことだ。そのためには亡くなった人を赦し、亡くなった人を守ることの出来なかった自分を赦していただき、関わった人の全てを赦し赦され、和解がなければならない。自分の力でそれが出来なくてもきっと赦すこと、赦されることが実現するときがくることを信じる。なんと沢山の人の死にいたる道の中でこのことを体験したことだろう。赦し赦されて初めて死は親しきものとなる。まだ時間があるうちにそのときが与えられることを祈る。